ボランティア・スピリット・アワード

Award Honorees受賞者紹介

Honorees List第22回 九州 ブロック賞・コミュニティ賞

- 中学生部門 -

ブロック賞

九州ブロック
福岡県
新宮町立新宮中学校相島分校
相島少年消防クラブ(BFC)
相島を火災から守るため、日常的な活動として週に4日午後9時から約1時間かけて夜回り活動をするほか、粕屋消防署員から軽可搬ポンプの操作方法を教わり、高齢者が多い島での火災の発生に備えている。また、年に1度の一斉夜回りでは、島の全戸を1軒1軒回り、自作の火災予防シールを配布して火災予防の声かけをしている。その甲斐あって島の人の防災意識は高まっていると感じる。先輩から受け継いだ「島の安全は自分たちで守る」という思いを大切にして、70年近く続いてきたBFCの活動を今後も続けていこうと決意している。
九州ブロック
熊本県
天草市立河浦中学校
世界文化遺産観光ボランティアガイド
河浦高校が始めたボランティアガイドの活動を、同校の閉校に伴って中学生が引き継いだ。当時の3年生5名と2年生5名で始めた活動で、世界文化遺産に登録された﨑津の魅力を多くの人に伝えるために、定期的なガイドを実施するほか、地域行事への参加や後輩の育成も行っている。﨑津の美しさだけでなく、長い歴史の中で培われた文化的価値をわかりやすく伝えることを心がけ、手作りメッセージカードやオリジナルボードを作成して、おもてなしの心で対応している。年齢や地域、国籍も違う多くの人たちに接するガイドの活動が、学校生活にも役立っている。

コミュニティ賞

九州ブロック
福岡県
福岡市立香椎第2中学校
香椎2中地域盛り上げ隊
「香椎2中地域盛り上げ隊」として、地域活動に自主的に参加する取り組みを行っている。自治会、公民館主催の夏祭りや文化祭の手伝い、校区清掃の準備や後片づけ、防災訓練への参加など、その活動範囲は広い。行事がある2ヶ月前に、全校生徒に対して「盛り上げ隊」への参加を募っているが、多くの人が参加し、活動を通して人との繋がりが広がったと感じている。
九州ブロック
福岡県
福岡市立高宮中学校
生徒会
毎年、平和や人権に関する講演会を開催。2018年は、卒業生でカンボジア地雷撤去キャンペーン(CMC)を推進した方の話だったが、現地の様子を聞いて、生徒会役員を中心に書き損じハガキや未使用ハガキ、切手などの回収を行うことになった。「ハガキ3枚で1㎡の地雷原を撤去」を合い言葉に、朝のあいさつ運動の際にチラシを配るなど、工夫しながら活動を展開している。
九州ブロック
長崎県
長崎市立三和中学校
SAT隊
「SAT」とは「SANWA ACTIVE TEAM」の略で、三和中学ボランティアグループのこと。地域のグループホームを訪問しての合唱披露、夏祭りでのダンス発表など、様々な活動に取り組んでいる。最近一番の変化は、地域福祉協議会の支援により活動資金を提供してもらえるようになったこと。隊員以外にも手伝ってくれる人が増え、活動はより大きな広がりを見せている。
九州ブロック
熊本県
熊本市立北部中学校
JRC部
校内に飾る生け花の制作、画用紙を使って作る切り絵、校内外の清掃活動、土曜農学校への参加などを中心に活動している。また、厚生委員会と協力して行う「窓ふき隊・おしゃべり隊」では、月に1度、近隣の老人ホームを訪れて窓を掃除した後、お年寄りとの会話交流を行った。この活動へ多くの生徒の参加を促すため、ポスターを貼るなどの工夫を施している。
九州ブロック
熊本県
西原村立西原中学校
ボランティアクラブれんこん
仮設団地でのペットボトルキャップの回収、お祭りでの出店、募金活動、子ども食堂の手伝い、村内清掃などの活動に取り組んだ。生徒会執行部、代議員会のメンバーと一緒に行ったキャップの回収では、仮設団地の住民から「頑張って」「お疲れさま」と声をかけられると、本当にやってよかったと感じた。部員数を多くして、もっと活発に展開することを心に誓っている。
九州ブロック
熊本県
氷川町及び八代市中学校組合立氷川中学校
24時間テレビおよび西日本豪雨の募金活動、小学校の除草作業などに取り組んだ。生徒会で企画した西日本豪雨募金では、メッセージ入りの募金箱を作成して登校時間に実施、また小学校除草作業では部活動単位での参加を呼びかけるなど、多くの人が協力してくれるように工夫した。その結果、一つひとつのボランティアにほとんどの生徒が参加してくれるようになった。
九州ブロック
熊本県
御船町立御船中学校
吹奏楽部
地震で傷ついた人を元気づけるため、避難所や復興イベントで演奏会を行っている。被災した当時の部員の発案で始まった活動は、2年が経過してメンバーも入れ替わったが、その思いは今に引き継がれている。演奏会では、客層に合わせた曲を披露するほか、作文を読むなど楽器以外の要素も取り入れて工夫した。今では「町になくてはならない存在」として認められているが、今後はさらに活動を拡げて、全国で認められたいという思いを強くもっている。
九州ブロック
大分県
八代市立坂本中学校
坂本中ボランティア部
「過ごしやすい学校をつくる」「地域社会に貢献する」の2つをテーマに活動している。前者では、図書館などに牛乳パックで作った消しゴムの消しかす入れを設置。後者では、地震からの復興募金、書き損じハガキ集め、廃油石けん作り、イベントの手伝いなどを実施した。部員全員の意見を聞いて、「自分たちの活動として責任をもつ」ことを意識した活動を心がけている。
九州ブロック
宮崎県
国富町立八代中学校
生徒会
生徒会を中心に、週1回の清掃、1のつく日のあいさつ運動、年数回の地域清掃などに取り組んでいる。また、牛乳パックを利用してハガキを作り、福祉施設に暑中見舞いを送るなどの活動も展開している。ボランティアカードにシールを貼ったり、カードに参加人数を記入してボランティアの木を作り上げていくなど、活動に興味をもってもらえるように工夫を凝らしている。
九州ブロック
宮崎県
宮崎県都城市立姫城中学校
姫ボラ
「姫ボラ」という名称で、校内外でのボランティアに取り組んでいる。校内では、ペットボトルキャップの回収のほか、100人体制ですべての便器磨きを実施。校外では、夏祭りの手伝い、吹奏楽部の演奏、障がい者支援サークルとの交流を行った。姫ボラの活動は地域に浸透して期待されているが、強制ではなく、参加者の意欲が高まることが大切だと考えながら行動している。
九州ブロック
鹿児島県
鹿児島市立黒神中学校
生徒会
学校の隣にある腹五社神社の清掃を毎日行うほか、地域清掃、スポーツ大会への参加、元気塾の運営など、様々な活動に取り組んだ。元気塾に置いてある複数言語の観光案内が散らばっていた際、観光客に再訪してもらうことを常に意識しているため、すぐに専用スタンドを用意することができた。ノートに書かれた彼らの好意的なメッセージは、活動の励みになっている。
九州ブロック
鹿児島県
鹿児島市立松元中学校
生徒会
朝のボランティア活動として、中庭の掃除に「マイホーキ隊」という組織で取り組んでいる。また、「マイホーキ隊+自主参加者」で最寄り駅の清掃も実施。事前に掃除の仕方や必要な道具をポスターで知らせるなどして、より多くの人の参加を呼びかけている。このほか、月1回の募金活動も行っているが、少しずつでもボランティアの幅を広げていきたいと考えている。

- 高校生部門 -

ブロック賞

九州ブロック
福岡県
福岡県立浮羽工業高等学校
自動車研究部
学校で学んだ知識や技術を生かせるボランティアに取り組んでいる。壊れた車いすを集めて学校で整備・修理して、アジアの被災地や車いすが必要なのに購入することができない地域に贈ったほか、被災した東峰村や益城町の福祉施設の車いすも整備した。また、夏休みには、海外ボランティアとして、台湾の福祉施設に車いすを持参して寄贈した。車いす関連の活動は、年間100台扱うことを目標に取り組んでいる。このほか、子ども用電動カートに幼稚園児や小学生に乗ってもらい、物づくりの楽しさを知ってもらう啓蒙活動も行っている。
九州ブロック
長崎県
長崎県立諫早農業高等学校
食品科学部
長崎県の特産品・枇杷は、規格外品の割合が全生産量の2~5割に及ぶことを知り、その対策として規格外枇杷の新商品開発に取り組んでいる。枇杷農家に赴いて基礎知識を学んだうえで枇杷果実の褐変防止法を検討、酸処理・熱処理によってその技術を確立させるとともに保存法についても解決。県の代表的なお土産品「カステラ」と枇杷をコラボした「びわカステラ」を商品化して、現在2500本を売り上げている。このほか、枇杷の廃棄物(果皮、種子、葉)についても有効利用法を検討中である。びわカステラで地域の活性化を実現したいと計画している。
九州ブロック
沖縄県
NPO法人数学・科学技術推進協会 MATHMATHGOOD
佐々木 陽悠さん
数学と科学の楽しさを広めることを目標とした「数学研究会」で活動している。この会では、数字を使ったトランプマジックなど、様々な数学の遊び方や、実際に使える数学(たとえば配管工事で使える黄金比など)について教えており、10歳から66歳まで幅広い年齢の人が55人以上参加、これまで200回開催している。このほか、同会から派生した外国籍の子どものための学習支援や、パズルに興味のある人のための「ルービックキューブ・ワークショップ」でもまとめ役として取り組んでいる。数学と科学を通じて地域に貢献していこうと決意している。

コミュニティ賞

九州ブロック
福岡県
いいづか人材育成グループ「ユリシス」
中高生を中心に組織した学校外のグループで、「日本語教室の支援」と「外国人の方々との交流を目的とした体験型国際交流文化祭の実施」に取り組んだ。前者は、読み書きや会話が全くできない外国人を対象とした初級コースで、沈黙の時間がない授業運営ができるようになった。また後者は、市内在住の外国人との継続的な交流の良いきっかけとすることができた。
九州ブロック
福岡県
福岡県立糸島農業高等学校
根っこ部
植物の「根こぶ病」を防除するための活動に取り組んでいる。対策についてわかりやすくまとめたポスターを作成し、全国に掲示するために企業や農業関係の学校と交渉するほか、一般の人にも見てもらえるようにJAやホームセンターなどとも話し合い、131ヶ所での掲示を実現した。また、生産者の土の発病診断をボランティアで行い、約1年で161件実施した。
九州ブロック
福岡県
福岡県立水産高等学校
アクアライフ科
山から流入する栄養素が不足し、海藻が極端に減る「磯焼け」を解消するため、広葉樹の成長を妨げる竹林を整備する活動に取り組んだ。また、海藻がなくなるとそこを隠れ家とする幼魚や魚が減少してしまうため、竹で作成した竹魚礁を海に設置し、隠れ家を増やす試みも行った。さらに、広報活動にも注力し、大手企業や地域漁協からサポートを得ることができた。
九州ブロック
佐賀県
東明館高等学校
バイオ同好会
町内の豊かな自然から優良な酵母を採取して、特産品を開発する活動に取り組んでいる。校内や周辺の花や果実から酵母を分離し、発酵力や香りの評価によって酵母菌を選別。活動を始めてから町の人がその酵母を使ってパンを作り、町内の施設で販売してくれるなど実際の商品開発に繋がり、町の活性化にも役立った。より良い酵母を求めて、さらに研究を続けている。
九州ブロック
長崎県
長崎県立対馬高等学校
ユネスコスクール部
県で初めて認定されたユネスコスクールとして、その理念実現のため、部が新設された。主な活動は、国内希少野生動植物種に指定されたチョウの保護。幼虫の食草や成虫の吸蜜植物の植生分布調査と保護・栽培、PR活動などに取り組んだ。活動を通して対馬の魅力を発見すると共に、市役所や地域ボランティアとの協働を経験し、環境保護活動の一翼を担いたいと思っている。
九州ブロック
熊本県
熊本県立玉名高等学校
生徒会
益城町の仮設団地で、復興支援活動として食べ物の提供や荷物整理の手伝い、草刈りなどを実施。また、被災地復興支援プロジェクトを企画して、花言葉と私たちのメッセージを添えたプランターの花を寄贈した。生徒会の呼びかけに対して多くの生徒が参加を希望し、その「思い」をきちんと被災地の方々に届けるため、育英会と相談しながら活動に取り組んだ。
九州ブロック
宮崎県
宮崎県立宮崎農業高等学校
ボランティア部
学校で学んだことを活かした「おむすびプロジェクト」と「食でつなぐわくわく防災」を企画・実施した。前者では、カセットコンロを使った鍋炊きご飯を研究、後者では、まちづくり推進委員会と協力して、小学生から高齢者まで50名が楽しみながら学べる防災イベントを開催した。今回をモデルとして、ほかの地域にも高校生との連携を提案したいと考えている。
九州ブロック
鹿児島県
鹿児島県立頴娃高等学校
頴娃高の架橋
「そよ風ランチ」では、食事を通して地域住民が触れ合える場を提供、「頴娃高生と学ぼう」では、生徒が再生した古民家で小中学生の体験授業を行った。また、学習支援を実施する「別府小に行こう」や、JAの協力による「花花いっぱい活動」も実施。「そよ風ランチ」で使う食材を提供してくれる方が増えるなど、自分たちの存在が認められつつあることに手応えを感じている。
九州ブロック
鹿児島県
鹿児島純心女子高等学校
重田 和佳那さん
発展途上国にランドセルを贈る「想い出のランドセルギフト」プロジェクトに学校全体で参加できるように企画。実施に向け、校長に許可を得るための企画書づくり、全クラスに配布するための資料づくり、回収ボックスの設置などを行った。企画提案者としてすべての作業に関わり、部員をまとめることの大変さを痛感したが、この輪を校外に広げたいと願っている。
九州ブロック
沖縄県
沖縄県立南部農林高等学校
環境創造科くるち班
「くるちの杜100年プロジェクト」で、県内産のくるちを植樹・生育して三味線を製作、伝統文化を継承するための活動に参加している。草刈りなどの圃場管理のほか、種子を生育させた苗木も寄贈。また、くるち果実の加工品としての開発も行い、一定の成果を残した。定期的な情報発信によりプロジェクトへの参加者も増加したが、さらなる盛り上げを期している。
九州ブロック
沖縄県
沖縄尚学高等学校
地域研究部 町もどしプロジェクトチーム
商店街「マチグヮー」を賑わっていた昔の姿に戻すため、子どもたちにその魅力を伝え、愛着を持ってもらう活動に取り組んでいる。商店街の人や同様の活動をしている団体から情報やアドバイスをもらい、マチグヮー巡りを実施。子どもはもちろん、引率者にも現状を知ってもらうことができた。そのときのアンケートをまとめて、様々な場で発表することを計画している。
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