ボランティア・スピリット・アワード

Award Honorees受賞者紹介

Honorees List第22回 関西 ブロック賞・コミュニティ賞

- 中学生部門 -

ブロック賞

関西ブロック
奈良県
奈良県立青翔中学校
阿部 空也さん
小学校1年生の頃から落語教室へ通っており、その特技を生かして出前落語のボランティアを実施している。社会福祉施設や老人会をはじめ、自治会やサロン、社会福祉協議会や自治体のイベントなど、年間で約30回の活動を展開した。依頼者の要望で、英語による落語や、そこに日本語を混ぜた二カ国語落語を披露したり、落語を体験してもらうワークショップも開催している。活動を通して笑いの持つ力の大きさを学び、今後はマジックなどを披露するさまざまな演芸ボランティアの人たちとコラボし、プログラムの充実を図っていく計画を立てている。
関西ブロック
大阪府
大阪教育大学附属池田中学校
平和推進プロジェクト
平和活動に興味を持つ3人がボランティアを行っており、その一環として、夏休みに地元の池田市立石橋南小学校で、戦争の悲惨さと平和の大切さを伝える講演を行った。この活動は、小学校に問い合わせをするところから始め、講演内容は自分たちで原稿を作成してパワーポイントでまとめた。小学生に戦争の悲惨さをどう伝えるかに苦労したが、戦争や疎開体験者の講演を聞くなどして、自分たちが実感したことを伝えるように心がけた。講演後のアンケートの内容を参考にしながら、これからも「戦争を伝えていく」活動に取り組んでいこうと決意している。
関西ブロック
京都府
亀岡市立亀岡中学校
学習探究部
「科学部」から「学習探究部」に生まれ変わり、「世の中の役に立ちたい」という思いからボランティアに取り組んでいる。歳末たすけあい運動に参加してティッシュの配布と募金の呼びかけをしたほか、デイサービス施設での手伝いや保育園の行事補助、子ども食堂の運営にも携わった。また、桂川保全のクリーン作戦やチャリティーマラソンのスタッフとして参加するなどして、地域の方々との交流を深めている。活動で出会った多くの人たちの姿からボランティアの奥深さを知り、「みんなの幸せ」は独りよがりな姿勢からは決して創出できないことを学んだ。

コミュニティ賞

関西ブロック
滋賀県
滋賀県立長浜東中学校
生徒会
UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)のグローバルパートナーとして世界の難民・避難民への医療支援を行ったほか、UNIQLOの“届けよう、服のチカラ”プロジェクトに賛同し、子ども服の回収にも取り組んでいる。生徒にアンケートした結果、服だけでなく、モノを大切に扱うようになったなど、幅広い意識の変化が見られるようになり、自分たちの活動に手応えを感じている。
関西ブロック
奈良県
北葛城郡広陵町立真美ヶ丘中学校
生徒会
企画から実行まで生徒会役員同士で相談しながらボランティアに取り組んでいる。学校に面する遊歩道の清掃は、部活動がない学校開始前の5分間という短い時間で行うことで、ボランティア未体験の生徒が気軽に参加できる環境を整えた。また、老人ホームではプチ合奏団を作って演奏をしたほか、ヘアドネーションの呼びかけやコンタクトレンズケースの回収も行った。
関西ブロック
和歌山県
有田市立初島中学校
生徒会
毎週水曜日の午前7時30分から、最寄り駅周辺と学校近辺の道路清掃を行うほか、全校生徒で学校周辺を清掃し、地域の環境美化に努めている。また、夏休みを中心に、空き缶やペットボトルを地域住民から回収・分別するリサイクルにも取り組んだ。活動を重ねるごとにボランティアを特別視することがなくなり、生徒たちが当たり前のように参加できるようになっている。
関西ブロック
和歌山県
和歌山県立桐蔭中学校
科学部
学校が創設された11年前から活動を始め、水ロケットを利用して、地域の小学生に科学の楽しさを教えるボランティアに取り組んでいる。講習会では製作・発射の補助として小学生にアドバイスしたり、大会では手助けのほか、飛距離の測定などのサポートに携わっている。また、パソコンを活用したロボット講習会に加え、2018年からは、1ヶ月に一度ロボット教室も開催している。
関西ブロック
大阪府
大阪市立咲くやこの花中学校
美術部
歩きスマホやゴミ対策などのマナー向上ポスター製作に取り組み、日々の感謝を込めてJR大阪環状線の西九条駅に貼っていただいた。また、商店街のPOPボードプロジェクトでは、経営者の方々を訪問。インタビューを通して地域と交流し、その魅力を作品に込めた。さらに、子ども食堂のポスターでは、地元の方々に活動内容を知ってもらえるようなイラストを描くなど工夫を凝らし、地域活性化に尽力した。
関西ブロック
大阪府
大阪市立新巽中学校
生徒会
登校時や朝のあいさつ運動で交流した方々と協力して、地域合同の防災訓練を実施した。このほか、ペットボトルキャップやプルタブをはじめ、ベルマークや書き損じハガキなどを地域ぐるみで回収するため、小学校や病院、喫茶店などに協力を仰いで回収ボックスを設置してもらい、活動に取り組んでいる。また、地域と学校が協力して学校周辺の清掃を行い、地域貢献を果たしている。
関西ブロック
大阪府
堺市立金岡南中学校
理科部「防災研究班」
自分たちが行っている研究を誰かのために活かしたいと思ったのがきっかけとなり、「防災研究班」を立ち上げた。災害のメカニズムなどを研究することに加えて、防災をどのように広めていくのか、ということも研究の一つ。また、小学生以下の子どもを対象に、廃油を使ったエコキャンドルのワークショップも開催した。今後は自分たちの活動を社会でもっと知ってもらえるように取り組んでいきたい。
関西ブロック
大阪府
太子町立中学校
社会科学部
地元の古代池や川などを調査・取材したものを記事にして一冊の雑誌にまとめて町民の方々に読んでもらい、わが町の素晴らしさに気づいてもらう活動に取り組んでいる。また、自分たちが研究した成果をもとに観察会を催し、自然の豊かさを子どもたちに伝えた。さらに、地域のお寺から使わなくなったろうそくをもらって再生ろうそくをつくる活動にも取り組んでいる。
関西ブロック
大阪府
八尾市立曙川南中学校
スマイルクラブ
地域ボランティアに中学校のクラブ活動として参加し、毎月1回、コミュニティセンターが実施する一人暮らしのお年寄りへの朝食サービスに取り組んでいる。このほか、夏の子育てフェスティバルでは子どもたちと遊び、冬は近隣駅に座布団を届け、春には地域の防災訓練の炊き出しに参加している。活動後は必ず反省会を開いて課題を見つけ、次の取り組みに生かしている。
関西ブロック
京都府
亀岡市立東輝中学校
生徒会本部
毎週火曜日朝に、生徒会本部が校門であいさつ活動に取り組んでいる。また、「銀杏の取り組み」では、学校のシンボルである校庭の大きなイチョウの木から落ちる銀杏の実を拾い集めて商品化し、PTA行事の祭りで販売。その売上金を福島県双葉町へ義援金として毎年送り続けている。さらに、「エコキャップの取り組み」では、世界の子どもたちを救うワクチンを届けている。
関西ブロック
兵庫県
神戸市立桜の宮中学校
特別養護老人ホーム訪問や地域の祭りでボランティアを行うほか、児童館での夏祭りの準備・本番サポート・片づけに参加している。また、エコキャップやプルトップの回収を行い、さらに西日本豪雨災害への募金活動も実施した。ボランティア活動においては、参加者が自分自身で考えて行動できるような体制を整えて社会貢献を盛んにしていくことを心がけている。
関西ブロック
兵庫県
姫路市立林田中学校
旧三木家住宅ボランティアガイドジュニア
3年生4名、2年生5名、1年生9名の計18名で活動し、毎月1回、林田大庄屋旧三木家住宅を訪れた見学者に、自分たちの持ち味を生かしたガイドを行っている。活動後には新聞を作成して地域に配布するほか、最近では、外国人観光客の増加に伴い、英語ガイドにも挑戦している。先輩たちから受け継いだ活動が、学校やその周辺地域に根づいてきていると自信を深めている。

- 高校生部門 -

ブロック賞

関西ブロック
大阪府
大阪市立鶴見商業高等学校
涌嶋 茜さん
自分が部長を務める軽音学部が地域で人気があるため、演奏依頼が重なった場合は断ることがあった。その際に、演奏を見たい人と演奏をしたい人がいるのだから両者を結びつければいいと考え、老人ホームと慰問演奏ができる高校生団体とを繋ぐマッチングサイトを作成した。そして、その運営をする「慰問演奏紹介センター」を立ち上げ、老人ホームなどでの演奏会をコーディネートしている。この活動を多くの人に知ってもらうためにSNSを活用したところ、演奏を行う団体が増えたり、様々な施設が慰問演奏を希望するなど、活動の輪が広がっている。
関西ブロック
大阪府
大阪府立堺工科高等学校定時制の課程
ゆめ・チャレプロジェクト
地域おこしや地域活性化を目指して、「ゆめ・チャレ」(夢に向かってチャレンジ)と名づけた活動を展開し、地域の方々と「小学生の仕事体験」などに取り組んだ結果、シャッター通りだった商店街は人通りが増え、昔の活気を取り戻すようになった。また、「ゆめ・チャレ」に携わった地域企業や店舗などの協力により、在学生徒の就労率は約95%を誇り、学校斡旋就職率は100%を達成した。2018年から大阪府堺市からの依頼で様々なイベントを実施し、他府県の多数の高校生も興味を持つようになったため、そのノウハウを伝授する活動も行っている。
関西ブロック
兵庫県
兵庫県立小野高等学校
「そろばんから発信!」班
地元名産のそろばんを通した地域活性化に取り組んでいる。この活動は自分たちで4代目となるが、初代からの目標であった「そろばんオリンピック」を開催するためのステップとして、規模を縮小した「そろばん国際交流会 in 小野」を企画。クラウドファンディングを実施して約130万円を集め、無事に実現させた。活動を通して「高校生に不可能はない」ということを実感し、そろばんを介せば、国や言語、文化の違いを越えて国際交流が可能になることを確信した。2019年は「そろばんオリンピック」開催の準備期間とし、2020年の開催を目指している。

コミュニティ賞

関西ブロック
和歌山県
和歌山県立熊野高等学校
Kumanoサポーターズリーダー
高齢者の転倒予防教室や生きがい活動、障がい児の夏期保育、地域イベントのサポートなどに取り組んでいるが、中でも、高齢者宅への声かけ訪問「ハートフルチェック」を6年間続けてきた結果、町の社会福祉協議会から 高齢者の“うつ”が改善しているとの評価を受けた。このほか、大地震発生時に、被災者がエコノミークラス症候群で亡くならないように啓蒙活動を続けている。
関西ブロック
大阪府
大阪府立堺工科高等学校定時制の課程
復興支援プロジェクト
学校の「堺学」という授業で「包丁」と「線香」を作っている、東日本大震災の被害で包丁が不足しているという話を聞き、これまで包丁500丁以上、線香3000箱以上を寄贈している。2018年7月、被災地の宮城県と岩手県を訪れ、寄贈した包丁と、それ以外の錆びた包丁の研ぎ直しを行った。また、被災地の高校生とのコラボ企画として、線香を商品化して販売支援に取り組んだ。
関西ブロック
大阪府
大阪府立堺工科高等学校定時制の課程
防災・エコプロジェクト
災害時に地域で役立てるため、2017年に試作した廃油を使って電気を作る「バイオディーゼル発電機」の改良を行った。また、夜間定時制高校ならではの「夜間避難訓練」を実施したほか、避難場所まで先導する「電気自動車」を製作。さらに、学校周辺の道が入り組んでいるため、高性能「ドローン」を用いて避難マップを作成するなど、災害に備える活動に取り組んでいる。
関西ブロック
大阪府
大阪府立佐野高等学校
ユネスコ部
地元農家の協力を得て自分たちで栽培した水ナスを学校と地域、若者と高齢者を繋げるツールとして用い、収穫後は老人ホームや子ども食堂などへ届けた。この活動を継続するために、高齢者の方々に苗の代金300円を出資してもらい、自分の苗に名前をつけてもらうことを企画。2018年度は無料としたが、2019年度からはこのシステムを活用していくことを計画している。
関西ブロック
大阪府
大阪府立農芸高等学校
農芸FARM GIRL
近隣小学校を対象とした食育活動を継続的に展開している。まずは、学校給食における残乳の減少を目指して酪農や牛乳に関する食育DVDを作成。府内すべての小中学校で活用できるようにし、その内容は多くの栄養教諭の方々から高評価を博すこととなった。また、中学校を対象とした出張食育授業を実施し、牛乳を残す生徒たちに、「食といのちの大切さ」を伝えている。
関西ブロック
大阪府
大阪府立枚岡樟風高等学校
地域貢献部(瓢簞山戦隊ショウフウジャー)
老人ホームや福祉施設、保育園や子育て支援センター、町おこしイベントで、オリジナルヒーローが活躍する「瓢簞山戦隊ショウフウジャー」を開催している。これ以外にも、地域の様々な要望に応えるため、3年前に「地域貢献部」を設立したほか、警察と協力して防犯活動にも取り組んでいる。今後も地域に密着したボランティアに地道に取り組んでいこうと決意している。
関西ブロック
大阪府
四天王寺高等学校
松川 雅美さん
大学生が設立した団体に入り、老人ホームでネイルやハンドマッサージを施術し、多世代交流の促進を図った。また、高校生の団体を設立し、地域のお年寄りと若者を繋ぐ活動に取り組んだり、ブログやインスタグラムなどのSNSを用いて認知症についての情報を発信した。また、乳幼児とその両親に、地域交流・多世代交流できる場を提供する子育て支援も行った。
関西ブロック
大阪府
タイシテラス
町の良さを発信するために、地元高校生と大学生が中心となりグループを立ち上げ、これまで6回のカフェを開催。当初は飲み物だけを提供する予定だったが、途中からサックス奏者が演奏したのを契機に、地域のミュージシャンも参加するようになった。観光協会や農協などとも連携が生まれ、活動の輪が広がっている。このほか、町の魅力を紹介する雑誌も制作している。
関西ブロック
京都府
京都府立綾部高等学校
分析化学部
2010年度から由良川保全活動として定期的に清掃を行っている。1回目は約20名だった参加者が、2017年度は約150名、2018年度は地元の企業や商店街を回り、手作りポスターの掲示と参加呼びかけが功を奏し、約200名が参加した。このほか、地元の保育園や小中学校での環境出前授業を実施し、環境劇を披露したり、由良川に住む生き物の説明や顕微鏡観察などを催した。
関西ブロック
兵庫県
神戸市立科学技術高等学校
空飛ぶ車いす研究会
国内の病院や施設などから使用されなくなった車いすの提供を受け、修理・整備をして国内外の必要とする方々に寄贈している。また、毎年夏休みに特別養護老人ホームでの車いすの出張点検整備を行っているが、2018年はタイへ出張修理ボランティアを実施した。活動に際して多くの方から支援されていることを実感し、感謝されるだけなく感謝することの大切さを改めて学んだ。
関西ブロック
兵庫県
兵庫県立芦屋高等学校
ボランティア部
日頃から学校周辺の清掃と防災活動を行っている。2017年の九州北部豪雨災害時には、駅前で募金活動をして義援金を現地に届け、地元の高校生とも交流した。また、学校付近の地域住民の方々と共同で「災害食ワークショップ」を実施したほか、防災ネットワークの構築を目指し、参加校の募集も行っている。さらに、こうした経験を生かし「地域高齢者訪問」も開始した。
関西ブロック
兵庫県
兵庫県立洲本実業高等学校
ソフトエネルギー研究ユニット
洲本市宇山地区自治会の協力のもと、淡路島の商業電源のない避難道の周辺に風車街路灯を数基設置し、地震発生時にスムーズに避難できるよう工夫を施した。また、洲本市竹原地区に、豊富な流水を利用した水車街路灯を2基、内膳地区に1基を設置。さらに、東北「絆」ボランティア活動に参加し、宮城県石巻市の仮設住宅とその集会所に、風車街路灯を3基設置した。
関西ブロック
兵庫県
兵庫県立村岡高等学校
紙漉き班
地域の魅力を高校生目線で発信し、地域を活性化させていくことを目的に、「村高発元気化プロジェクト」として元地域おこし協力隊の方と活動した。具体的には、①毎年開催される「村岡ダブルフルウルトラランニング」の賞状を射添和紙で作る、②地元の小学5年生と合同で紙漉きを行い、「射添和紙のはがき」をつくる、③高校生企画として、水に浮かんで温かい光を放つ「和雲(わく)」という作品を射添和紙でつくる、といった活動を行った。こうした取り組みを通じて、人と人とのつながりができていくのを直接感じることができた。
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