ボランティア・スピリット・アワード

Award Honorees受賞者紹介

Honorees List第22回 中国・四国 ブロック賞・コミュニティ賞

- 中学生部門 -

ブロック賞

中国・四国ブロック
岡山県
赤磐市立高陽中学校
盆踊り復活実行委員会
町村合併のときに廃止された地域の盆踊りの復活に取り組んでいる。伝統ある「備前四ツ拍子」を次世代に残すため、保存会の人に教えてもらうほか、小学校での公演会を実現させた。また、備前四ツ拍子の替え歌をつくる、中学生がデザインしたうちわをつくる、屋台を出店するなど、保護者や学校支援地域学部の人たちと協力して計画的に準備を進めることで、来場者数を昨年の1000人から1300人に増やすことができた。これらの活動を通して、地域が一丸となって盆踊りを盛り上げていこうという雰囲気が年々高まっていることを肌で感じている。
中国・四国ブロック
岡山県
岡山県立倉敷天城中学校
藤田 紗矢さん
これまで6年以上、公民館やイベントで小学生を対象とした実験教室の手伝いや指導をしている。指導に際し、科学の面白いところ、深いところに触れられるような工夫を施し、時には自分自身で研究したことをポスターにまとめて発表した。2018年は、夏休みの自由研究の指導を任され、結果と仮説を比較した考察の方法や研究のまとめ方について伝えたり、公民館からの要望で自由研究を対象とした講座を開催した。たとえ上手くいかなくても研究になること、今後も続けることが大切であることを伝えることで、研究の本当の面白さを知って欲しいと思っている。
中国・四国ブロック
岡山県
金光学園中学高等学校
田中 宏樹さん
自然の中で農業や散策をする体験教室「旬の会」と、岡山県自然保護センターで開かれる自然観察会にボランティアの一員として参加している。旬の会の参加者は低学年の小学生が多く、中学生であるからこそ、参加者が興味を持てるような解説ができるという自負を持って活動に参加している。活動を通して、ボランティアに必要な技術を学ぶことはもちろんだが、それまで知らなかった自然の隠れた魅力に触れ、自分自身も自然との関わり方を変えることが大切なことだと気づいた。
中国・四国ブロック
島根県
吉賀町立吉賀中学校
生徒会
独居高齢者の手伝いをする「結プロジェクト」に取り組んでいる。ダンボールなどの重い物や生ゴミの運搬をはじめ、花の移植や高所での作業、除雪など計9回の活動を実施した。生徒会に「校区内には一人暮らしのお年寄りが多いので、困っていることを手伝う活動をしたらどうか」と提案したところ全員賛成でスタート。生徒集会で取り組みの様子を録画した動画を見せたり、作業に参加した人に感想を述べてもらうなどして活動の輪を広げている。将来的には、町内にある他の3校にも同じ思いが浸透して活動が広がることを願っている。

コミュニティ賞

中国・四国ブロック
岡山県
岡山市立光南台中学校
ボランティア委員会
普段の活動としてベルマーク集め、花の水やり、花摘みなどをするほか、年に数回老人ホームを訪ねたり、夏休みにこども園で夏祭りの手伝いをしている。また、校内の池の掃除はボランティア委員だけでなく手伝ってくれる生徒と一緒に行っているが、人に協力してもらうのは大変なこと。それだけに、やり終えたときの達成感はとても大きく、次の活動の原動力となっている。
中国・四国ブロック
岡山県
岡山市立岡北中学校
ボランティア同好会
「岡北中学校ボランティア同好会」を結成して、全校生徒が過ごしやすくなるように校内美化に努めている。「岡山掃除に学ぶ会」を招いてのトイレ掃除では、掃除の仕方や心がけを学ぶことでより熱心に取り組むことができた。また、校外活動では、岡山空襲について学び、「岡山平和の波実行委員会」に協力して市内の商店街に飾る吹き流しの千羽鶴を作成した。
中国・四国ブロック
広島県
福山市立培遠中学校
生徒会
7年前、学校が荒れたため、地域からの信頼をなくしたことをきっかけとして始めたボランティア活動を、ユネスコスクール加盟校として推進。地域行事への参加、学期に1度の校区清掃活動のほか、被災地への募金やペットボトル・書き損じハガキ・使用済みランドセルの回収なども行っている。全校朝会での活動報告による情報の共有や、ボランティアシールとカードによる年間ボランティア回数に基づく全校表彰などの工夫を施している。
中国・四国ブロック
山口県
長門市立仙崎中学校
カルチャー部
地域の行事準備や手伝い、おもちゃ美術館でのボランティア、道の駅「センザキッチン」設立に伴う植樹活動、校内外の清掃や側溝作業、長門市の観光調査、校区内の安全マップ作りなど、様々な活動を行っている。活動を始めた一期生なので、カルチャー部という部活が地域に浸透したこと、多くの方々から活動の依頼がもらえるようになったことが何よりの励みになっている。
中国・四国ブロック
山口県
山口県岩国市立由宇中学校
介護施設や近隣の保育園のイベント、小学生英語体験など、地域のボランティア活動に積極的に参加している。自分たちの中学校では、文化としてボランティア活動が受け継がれており、地域からの要請があればその内容を正確に生徒に伝え、興味がある人は自主的に参加する体制が整っている。生徒の意欲は高く、地域の活性化や発展に貢献していると自負している。
中国・四国ブロック
香川県
宇多津町立宇多津中学校
生徒会
ボランティア委員会を中心としたエコキャップ回収運動のほか、「ふくしセミナー」で小学生や地域の人に活動の様子を報告している。また、参加するとポイントがもらえる町のボランティアでは、年2回の町内一斉清掃、一人1回以上取り組む「夏休みボランティア」、3月の「町家とおひなさん」の手伝いなどでポイントを貯め、公共施設に車いすなどを贈呈している。
中国・四国ブロック
香川県
さぬき市立長尾中学校
生徒会
「あいさつ」を中心にした取り組みを行っている。校門や交差点で、小学校と連携してのあいさつ活動のほか、交番や地域住民と一緒に自転車の安全運転を呼びかける運動を駅で実施。また夏休みには、全校から参加者を募り、幼稚園、保育所、お寺、駅の清掃を行った。日頃のボランティアでも、多いときには100人以上の生徒が参加し、住みやすい町づくりに励んでいる。
中国・四国ブロック
香川県
丸亀市立飯山中学校
飯山中ボランティアリーダー
ボランティアリーダーは学期ごとに希望者が所属し、部活とは別に、月1~2回のボランティアの企画・運営に取り組んでいる。地域の方々とのあいさつ運動や町内のゴミ拾いのほか、児童センターの春祭りや夏祭りに学生ボランティアとして参加。また、保育所を訪問して、夏休み中のプール遊びや着替えの手伝いを行った。リーダーが核となり、全校生徒にもっと活動に参加してもらえるように呼びかけていきたい。
中国・四国ブロック
愛媛県
宇和島市立城東中学校
毎週月曜日の「朝ボラ」では、小学生や地域住民にあいさつや交通安全の呼びかけをしている。また、吹奏楽部による院内コンサート、祭りでのダンス披露、市民運動会での手伝いのほか、夏休みには地域の清掃や草取りを実施。生徒会で作成したボランティア手帳に活動内容を記すことで意欲が高まり、やりたい活動と地域のニーズを整理することで適切な計画づくりが進んでいる。
中国・四国ブロック
徳島県
鳴門市立鳴門市第一中学校
ボランティア部
校内では、清掃や季節の花のプランターへの植え替え、古紙回収、空き缶のリサイクルなどを行った。校外では、グループホームを訪問してラジオ体操や食事の手伝いをするほか、車いす寄贈のため、空き缶やプルタブ、古紙の回収を実施。また新池川の清掃では、地域の方々と一緒にEM団子を川に投入した。ボランティアを通して友人も増え、活動に楽しみを感じている。
中国・四国ブロック
高知県
高知市立横浜中学校
生徒会
雑草取りをしたあとに花を植える「花いっぱい大作戦」や、校内で栽培した花を老人ホームなどに提供する「地域配布プランター植え替えボランティア」に取り組んでいる。また地域連携の活動では、お祭りで自分たちが育てた花を販売。16年続いた「カーブミラー大作戦」は避難訓練に変更され、防災活動となっている。地域住民との信頼関係をさらに強めることで、ボランティアの年間参加人数1500人達成を目指している。

- 高校生部門 -

ブロック賞

中国・四国ブロック
鳥取県
青翔開智高等学校
安部小Project
安部小学校の閉校後、地域の急速な衰退を感じたため、2018年4月に中高生による地域活性化団体「安部小Project」を設立。月に1度の廃校舎内清掃を実施し、安部校区の住民全員を参加対象にした「安部っ子夏祭り」の企画・運営に取り組んだ。資金調達や屋台の出店など様々な苦労があったが、町役場の支援や、夏祭りの開催を喜んでくれた地域住民からのアドバイス、学校やメディアの協力により、初開催にもかかわらず約400人の来場者数を記録。2019年度以降も夏祭りを続けて、中高生の「地元愛」で地域に活気を呼び戻せるように願っている。
中国・四国ブロック
山口県
山口県立防府商工高等学校
3年課題研究 ホットショップ店舗経営班
世界の児童労働問題や貧困問題などについて知ってもらうため、フェアトレードを普及する「フェアトレードフェスタ」を開催した。市内のお店と直接交渉して賛同を得た6店舗で開催し、1週間で約600人に働きかけることに成功した。企画趣旨を理解してもらうため何度も足を運び、お店の手伝いをするなどしてコミュニケーションを重ねて少しずつ信頼関係を築いていった。そのおかげでこれまでなかった地域の方々とのネットワークを構築することができ、イベント第2弾にも積極的に取り組んでいきたいという想いにつながった。
中国・四国ブロック
徳島県
徳島市立高等学校
天羽 祐輔さん
「国際貢献」をテーマに発展途上国と難民の支援を行うため、5年前に有志で設立したグループのリーダーとして、ランドセルなどの物資を寄贈している。また新たな取り組みとして、四国八十八ヶ所を巡礼する外国人の“お接待”を実施。巡礼者が不便を感じないように、地図や地域の情報を掲載した英文の観光新聞を宿坊や札所に置いてもらうほか、巡礼をPRするため、関東の大学で留学生を対象にプロモーションイベントを行った。日本は今相次ぐ災害で大変な時期を迎えているが、こんな時だからこそ”お接待“の文化を世界に発信し、協力して乗り越えていくべきだと思っている。

コミュニティ賞

中国・四国ブロック
岡山県
岡山県立岡山操山高等学校
谷吉 晨さん
地元の倉敷市児島は「ジーンズの聖地」と呼ばれている。そこで、友人5人と子どもがデニム生地でハガキを作って届ける「Denimail(デニメール)ワークショップ」の運営に取り組んでいる。ハガキを作るだけでなく、それを送った人との交流を通して児島の魅力を発信するのが目的だが、「まずは自分から実行に移す」ことを心がけ、参加者集めに力を注いでいる。
中国・四国ブロック
広島県
広島市立広島工業高等学校
広島市工サイエンスエ房
授業科目の「課題研究」や部活動として、ものづくりプロジェクト「広島市工サイエンス工房」に取り組んでいる。依頼に応じて木製靴入れやキャスター付きおみこし台、窓清掃訓練用アルミサッシなどを製作。湯来南高校からの依頼では、オオサンショウウオ型こんにゃくの商品化のため、情報電子科で作成した三次元データを基に機械工学科でこんにゃくの型を作製した。
中国・四国ブロック
広島県
広島県立瀬戸田高等学校
しまおこし事業部
様々な地域行事の運営に参加している。「高齢者の減災」をテーマとした「逃げ地図」づくりと減災の周知活動のほか、地域の聞き取り調査を行い、その情報を基に「減災観光マップ」づくりに取り組んだ。聞き取りをしながら住人との交流を深めているが、区長から「逃げ地図づくりのワークショップを開いてほしい」という依頼を受けるなど、反響が広がっている。
中国・四国ブロック
広島県
広島県立世羅高等学校
農業経営科
「世羅茶復活プロジェクト」を立ち上げ、茶畑再生の効率化を図る研究に取り組んでいる。また、お茶を使った加工品として世羅茶ケーキを開発。町のお土産品として親しまれている。トリノで開催された「スローフード世界大会」では代表2名が出席して世羅茶と茶花を世界に発信。今後は茶花の研究にも力を入れ、地域の活性化により貢献できるようになろうと決意している。
中国・四国ブロック
広島県
広島県立福山明王台高等学校
能島 里奈さん
団地の真ん中にあるという学校の立地条件から、地域の方への感謝を込めて「校外清掃」を企画、ボランティア部の部長として全校生徒に呼びかけ、月1回行っている。また、ペットボトルキャップの回収活動も企画・実施している。特別な知識や技術がなくても、人の助けになりたいという思いさえあれば1人でも実行できるし、人の心を動かせると信じて活動している。
中国・四国ブロック
山口県
山口県立柳井商工高等学校
まちづくりプロジェクトチーム
商業系、工業系の学科を併せ持つ学校の特色を生かし、地域活性化のための「まちづくりプロジェクト」に取り組んでいる。伝統工芸「柳井縞」の普及を目的とした機織体験や商品開発を地域から依頼されるようになり、活動の輪が確実に広がっている。伝統継承に繋げるための小学校への出前授業は、特定の学校や学年だけでなく、計画的に年間を通して8回実施する。
中国・四国ブロック
徳島県
徳島県立池田高等学校(定時制)
池定・地域まもり隊
地域住民と合同で行う清掃活動、警察署と連携した夜間防犯パトロール、被災地支援・交流のための手作りうちわや手紙の送付など、いろいろな場面で地域や関係機関と連携した活動に取り組んでいる。チーム結成以来、徐々に定時制のことを知ってもらえるようになり、住民から活動の依頼を受けるなど、一方通行ではない双方向の活動が展開できるようになっている。
中国・四国ブロック
徳島県
緑のリサイクルソーシャルエコプロジェクトチーム
3高校の有志46人で地球温暖化の防止活動に取り組んでいる。刈草をイノベーションした資源循環型肥料を開発して47都道府県に配布、地球温暖化防止に向けた啓蒙活動を展開した。また「緑のカーテンづくり」を通じて環境保全活動に取り組むと共に、その植物が持つ糖尿病予防の成分を利用した活動も展開。いろいろな人との出会いが活動のエネルギー源となっている。
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