ボランティア・スピリット・アワード

Award Honorees受賞者紹介

Honorees List第21回 東海・北陸 ブロック賞・コミュニティ賞

ブロック賞

東海・北陸ブロック
石川県
石川県立津幡高等学校
園芸部
町のあちこちで見かける耕作放棄地に桑の木を植える「里地里山の原風景の再生と環境を保全する取り組み」、県内の企業などと提携して桑を使った商品を開発する「里山資源(養蚕関連資源)を生かした特産品を開発する取り組み」、養蚕に関心を持ってもらうための「養蚕体験学習(蚕の飼育と桑の栽培)を通しての普及・啓発活動」を行っている。現在、桑の実ジャムの製品化を進行中のほか、蚕の飼育セット、桑の実栽培セットを希望者に無料で提供。今後も、園芸部が養蚕の町津幡の起爆剤になることを目標に活動していきたいと考えている。
東海・北陸ブロック
福井県
福井県立足羽高等学校
JRC部
2016年、JR福井駅西口が整備され、点字ブロックの配置も大幅に変わった。それによる視覚障がい者の不便を配慮し、障がいを持つ方や福井市の協力を得て「点字の地図」を作成、地図と説明文のセット25部を市に贈呈した。多くの方の協力を得ながら、先輩たちが知恵を出し合って完成したこの財産を生かすべく、2017年は視覚障がい者の方と一緒に、実際に地図を使って歩く会を実施した。この体験によって、障がい者や社会が何を求めているかを的確に判断し、一人ひとりのニーズに合った的を射たボランティアを続けることの重要性を学んだ。
東海・北陸ブロック
岐阜県
岐阜県立加茂農林高等学校
ダルモ マイケルさん
中学校では、市のイベントのボランティアとして積極的に参加。現在は、美濃加茂市の特産品である「堂上蜂屋柿」という干し柿を課題研究として、そのPRイベントの企画運営や番組制作などを行っている。また、この活動を通じて知り合った全国の高校生とは、広島県立呉専門高等学校の石段の上プロジェクトと柿を使った石窯ピザの企画や、佐野市と美濃加茂市の特産品相互協定を活かした大阪府立佐野高等学校とのコラボ企画などを展開している。そのほか、竹と和紙でつくる星形のイルミネーションを飾るイベントにも取り組んでいる。
東海・北陸ブロック
静岡県
静岡県立富岳館高等学校
ヤーコン研究班
デンプンを含まず、低カロリー、ノンカフェインで抗ストレス作用物質が豊富なヤーコン。その消費拡大のため、自分たちで開発した「エコ素材」を活用してヤーコン農家の収量安定の可能性を模索している。同時に、普及活動にも力を注ぎ、環境省のシンポジウムや市民講座、幼稚園・小学校への出前授業に取り組んでいる。また、東日本大震災の被災地で緑化活動を行うほか、現地のNPO法人と連携して被災地の子どもたちの心を育むエコ授業を実施。「新たなボランティア」として定着しつつある。
東海・北陸ブロック
静岡県
静岡雙葉高等学校
青木 佳奈子さん
従来の学習支援に加え、生活支援活動も始めた。その理由は、子どもたちの学習をサポートするうちに、恵まれない環境にこそ問題があることに気づいたため。彼らに不足しているものを補う活動をしていたところ、「笑わない子」の一人が遊びの中で少しずつ笑いを取り戻せるようになった。この活動を始める少し前から不登校になった自分を、再び教室に向かわせてくれたのは、子どもたちが自分を頼り、心を開いてくれるようになったから。自分を成長させてくれたこの活動を通して、今後も子どもたちを支える努力を続けていきたいと思っている。
東海・北陸ブロック
愛知県
大口町立大口中学校
近藤 奈々さん
NGOの海外ボランティアに参加し、フィリピンで10日間活動した。個人で企画した「Dream Bridgeプロジェクト」に対して全校生徒に協力してもらい、集めた文房具をフィリピンのゴミ山の子どもたち200人にプレゼントした。また、現地の小学校でリコーダーの授業を行い、リコーダーを贈った。さらに、日本語の絵本を英語に翻訳して寄付した。この経験を通して、弱い立場にいる人を心の面から支えたいと感じた。このほか、学校内のボランティアグループでは、福祉施設を訪問してお年寄りと話をするなど、様々な活動のサポートをしている。
東海・北陸ブロック
三重県
いなべ市立大安中学校
テクニカルボランティア部
間伐丸太や不要になった木材を地域住民から提供してもらい、電動工具などで加工。ベンチやテーブルなどの製品をつくって、イベントや販売会社を通じて販売している。その販売収益を寄付することで、この1年でカンボジアやネパールの村に3基の井戸を建設することができた。そのほか、小学生を対象に木工教室を開いて、木工作業の指導を行った。テクニカルボランティア部の活動は今年で20年になるが、1、2年生が入部しなかったため自分たちの代で廃部になる。今後も、楽しみながら人の役に立つボランティアを続けていきたいと決意している。

コミュニティ賞

東海・北陸ブロック
富山県
富山県立氷見高等学校
JRC部
福祉施設訪問ボランティアとして、老人福祉施設や保育所を訪問するほか、環境保全として、通学路や海岸の清掃を行っている。また、市の身体障がい者協会主催の清掃にも参加し、漂着ごみの回収もしている。このほか、防災ずきんとしても使える座布団を氷見駅に寄贈したり、青少年赤十字国際交流会で防災食講習を実施するなど、災害支援・防災活動にも取り組んでいる。
東海・北陸ブロック
石川県
石川県立翠星高等学校
グリーンデザイン研究会
市の天然記念物に指定されている竹松海岸「ごけんちょう山」のハマナス自生地保護活動に取り組んでいる。学校で育てたハマナス苗を市の地域ボランティアの人と一緒に定植したほか、竹松海岸の地元の小学校にハマナス苗を贈呈した。また、金沢市、能美市のボランティア団体にも提供した。研究会では、これまで延べ6150本を定植してきたが、1万本を目指している。
東海・北陸ブロック
石川県
石川県立翠星高等学校
バイオサイエンス研究会
ササユリや野生ランなどの絶滅危惧植物の増殖・栽培に関する研究と自生地の保全活動に取り組んでいる。預かった種子を学校で播種して育て、地域住民や団体と協力して、自生地の復元や里山の保全に努めている。先輩から引き継いできたこれらの活動は、自生地の復元に繋がると共に、地域の現状を知り、生物多様性や環境の保全について考える格好の機会になっている。
東海・北陸ブロック
石川県
石川県立津幡高等学校
朱鷺サポート隊
トキ保護の普及・啓発活動の一環として、新潟県佐渡市トキの森公園で「トキメキ体験工作教室」を実施、佐渡総合高校との学校間連携も実現した。また、トキの折り紙「千羽トキ」をつくり、学校と地域に広く呼びかけた。このほか、東日本大震災の支援活動として、会津若松市や南相馬市などの仮設住宅でトキの絵文字リンゴと「手づくりシルクせっけん」を戸別配付した。
東海・北陸ブロック
福井県
啓新高等学校
手話部
普段の活動以外にも、老人ホームや障がい者施設を訪問して手話の発表をするほか、障がい者スポーツ大会の手伝いなども行っている。手話部は20年前福祉科ができたときにスタート。人との交流を大切にし、手話を通して楽しめるステージを目指している。発表の機会をもらい、多くの人たちと手話を通じて交流できることに楽しさとうれしさを感じている。
東海・北陸ブロック
福井県
福井県立若狭高等学校
海洋科学科
自分たちの研究を元に、「ゴミとして排出されるマイクロプラスチックが、どのようにして海の生態系に影響を及ぼしているのか」をテーマに講演活動に取り組んでいる。昨年からは本格的に、プラスチックゴミの問題点とその解決に向けた対策についての出前授業を小中学校で行っているが、子どもたちが環境の問題を一緒に考えてくれることに心強さを感じている。
東海・北陸ブロック
福井県
福井県立若狭高等学校
ダイビング同好会
地域の障がい者の方にシュノーケリングの指導をしている。障がい者の方にも海で泳ぐことの楽しさや、その美しさを知ってもらうための活動に取り組んでいるが、教えている最中にパニックになる人や水を怖がる人も多い。どうしたら安心してシュノーケルを楽しんでもらえるかを真剣に考え、「障がい者だから泳げない」という偏見をなくしていきたいと決意している。
東海・北陸ブロック
岐阜県
岐阜県立池田高等学校
家庭クラブ
町の福祉協力校として、老人福祉施設の訪問、町内イベントの手伝い、親子仲良しふれあい教室や特別支援学校のボランティア講座などを行っている。また、身近な地域の環境保全への取り組みとして、回覧板を利用して一軒一軒の家庭でリーフレットが目に触れるように工夫した。町を流れる河川流域の方と共に、水質汚染防止に取り組んでいきたいと考えている。
東海・北陸ブロック
岐阜県
岐阜県立岐阜工業高等学校
化学研究部
地域の小学生を中心に、「光るエコ消しゴムづくり体験」などの講座を開催するほか、夏休みには東日本大震災の被災地を訪れ、交流を深めている。また、2016年からは「元ハンセン病患者さんとの交流・支援活動」を開始。元患者さんを招いて、学校で交流会を行った。今後も「私たち高校生にできること、高校生だからできること」を続けていきたいと思っている。
東海・北陸ブロック
岐阜県
岐阜県立岐阜高等学校
ESS部
外国人観光客の増加を受け、ぎふ長良川鵜飼観覧船乗り場で、観光客ガイドと通訳ボランティアに取り組んでいる。鵜飼いの説明をする際は、イラストや写真を掲載した自作のパンフレットやタブレットを活用してわかりやすい説明を心がけた。外国人との交流に問題が生じたときは部内で共有して善後策を施し、多くの人々へ岐阜の魅力を伝えるよう尽力している。
東海・北陸ブロック
岐阜県
岐阜県立羽島高等学校
Sクラブ
最寄駅での挨拶運動をはじめ、地域のイベントスタッフや障がい者施設でのお祭りのサポートなど幅広い活動を展開している。2017年は新たな取り組みとして、九州北部豪雨で被災した大分県日田市を訪れ、泥のかき出し作業にも参加した。また、先輩たちの経験談を参考にしながらミーティングを重ね、毎年行っている行事活動において、さらなる充実を図っている。
東海・北陸ブロック
静岡県
沼津市立片浜中学校
生徒会
毎年「夏休み高齢者福祉ボランティア体験」を生徒会で主催し、1年生全員で地域の福祉施設での活動に取り組んだ。そのほか、アルミ缶やペットボトルキャップ、牛乳パック回収などのリサイクル活動も精力的に行っている。様々なイベントなどを通して地域の方々と交流することで学んだことを、今後のボランティアに生かしていくよう心がけている。
東海・北陸ブロック
静岡県
浜松市立与進中学校
中澤 秀太さん
元々料理好きだったこともあり、「こども食堂」で食事を作って提供するボランティアに取り組んでいる。当初は、利用者の子どもたちとトランプ遊びなどを介しての交流がスムーズに行えなかったが、今では話しかけてもらえるまでに成長した。身近なボランティアだけでなく、将来は全国を回って活動し、「日本中を笑顔にしたい」という夢を描いている。
東海・北陸ブロック
静岡県
浜松日体中学校
小島 那津奈さん
小学校6年のとき、中学校の部活説明会で社会福祉部を知り、入部してボランティア活動を開始した。募金箱やポスター・チラシを作り、文化祭で熊本への募金を呼びかけたのをはじめ、保育園での手伝いと絵本の読み聞かせを定期的に行っている。また老人ホームの大掃除に参加し、さらに夏休みには、地域の方々と一緒に小学生の学習サポートなどにも取り組んだ。
東海・北陸ブロック
静岡県
静岡県立金谷高等学校
ボランティア部
隣接する金谷小学校に障がい児学童クラブが併設されたことを契機に、毎日放課後に訪問し、子どもたちとの交流を続けている。また、手話通訳に夏休み返上で取り組んだほか、エコキャップや使用済み切手、ベルマーク、書き損じはがきの回収も精力的に行っている。ここ最近は、地域施設からボランティアの依頼が増えるなど、その実績が評価されている。
東海・北陸ブロック
静岡県
静岡県立裾野高等学校
ボランティア部
校内ゆるキャラ「ファイゴン」を考案し、地元企業とコラボしてそのイラストを入れた焼き菓子「ファイゴンサブレ」を商品化。文化祭などで販売して好評を博した。また、地域のイベントや老人ホームのお祭りなどで、スタッフボランティアなどにも取り組んだ。地域の方々と交流した際に歓迎されることが多く、その温かさに感謝しながら活動に励んでいる。
東海・北陸ブロック
静岡県
静岡県立松崎高等学校
吉長 来夢さん
夏の2か月間、毎朝6時~7時に地域海岸のゴミ拾いに取り組んだ。海岸清掃を続けたことで、砂の中から多くのゴミを発見できるようになった。また、町主催の小学生を育てる自然体験や学習事業に参加し、リーダーとして活動の監視やサポートを行うほか、保育園児のお世話も担当した。将来は、さらなる貢献活動を目指し、自衛隊への入隊を志している。
東海・北陸ブロック
静岡県
浜松日体高等学校
三好 佐也加さん
社会福祉部に所属し、保育補助や学童での学習サポートなど、子どもと関わる施設での活動をはじめ、福祉施設でのイベント手伝い、地域の花壇の手入れなどを行った。2016年は活動が評価されて地域の青少年表彰を受賞し、大きな財産となった。多くの人と交流することで様々なことを学び、今後も自分の人間性を高める活動に取り組んでいくことを決意している。
東海・北陸ブロック
愛知県
岡崎市立竜南中学校
竜南いのち守り隊
プルタブやペットボトルキャップなどの資源回収や市内の環状線の道路清掃をはじめ、夏祭りや高齢者施設でのオーケストラ部による慰問演奏などに取り組んでいる。そのほか、全校生徒の協力を得てベルマークを3万点収集し、東北で被災した中学校に寄贈した。様々な活動を通して地域との交流も増え、参加者が大勢いるほど大きな力になることを実感している。
東海・北陸ブロック
愛知県
刈谷市立富士松中学校
ボランティア部
校内での花壇づくりや野菜栽培のほか、デイサービスや保育園の手伝い、地域イベントの補助などを行っている。学校では3年前からボランティア賞が設立され、校外活動に10回参加すると表彰されるなど、活動の励みとなっている。また、活動を通して地域の自然や伝統行事を守り続ける方々がいることを学び、「地域に愛される富士松中生」を目指している。
東海・北陸ブロック
愛知県
愛知県立岡崎東高等学校
JRC部
地域に重点を置き、子育て支援、地域活性化、特別支援学校との交流、募金活動、手話の啓発という5つの活動に取り組んでいる。2017年から児童育成センターでの学童保育活動にも力を入れている。子どもと一緒に施設内の壁面を装飾したり、レクリエーション企画などが好評を博し、「高校生との交流が子どもたちの刺激になっている」と地元の新聞にも取り上げられた。
東海・北陸ブロック
愛知県
桜花学園高等学校
インターアクトクラブ
学校近隣のお祭りやイベントのサポートをはじめ、清掃活動、保育園やデイサービス、障がい者施設などでのボランティアに取り組んでいる。様々な活動を通して人々の温かさに触れることに喜びを感じているが、今後も、自分たちの世界が広がる活動ができるように、リーダーシップ能力やコミュニケーション能力の向上を目指している。
東海・北陸ブロック
愛知県
中部大学春日丘高等学校
インターアクトクラブ
障がい児施設で自立を目的とした社会ルールを学ぶ療育支援を行うほか、高齢者施設ではリハビリを兼ねた遊びや書道教室を開催するなど、地域の様々な施設やお祭りで人々との交流を図っている。地域に根ざした活動を心がけ、事実、約60人の部員で取り組む年間300回ほどのボランティアは、普段の活動先からの依頼によって成り立っている。
東海・北陸ブロック
愛知県
名古屋大学教育学部附属中高等学校
名古屋中高校生ボランティア団体 どえりゃあwings
国際協力を目的に活動し、カンボジアへの衛生支援として、手洗い場を設置する資金を街頭募金で集めて援助した。また、ネパールの小学校に図書スペースを作り、日本から本を送ることで、学校へ通えない子どもたちに本を読んでもらう活動に取り組んだ。さらに「フェアトレード」イベントへ定期的に出店することで資金を確保し、より持続的な支援が可能となった。
東海・北陸ブロック
三重県
三重県立木本高等学校
高倉 詩織さん
地元の青少年赤十字リーダーに就任し、東日本大震災の被災地を訪問して学んだことを、県の代表として人々に伝える活動に取り組んでいる。多くの人に危機意識を持ってもらうために、防災・減災の知識を広めているが、自分たちの思いを後輩へ託して繋げていく活動も含め、個々の取り組みが巡りめぐって地域の大きな活動となることを願っている。
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