ボランティア・スピリット・アワード

Award Honorees受賞者紹介

Honorees List第21回 九州 ブロック賞・コミュニティ賞

ブロック賞

九州ブロック
熊本県
御船町立御船中学校
吹奏楽部
演奏会を開いたり、イベントに参加したりして、「音楽を通して地域の人に笑顔を届ける活動」を行ってきた。この1年は、とくに地震で傷ついた人たちに元気を届けようと、避難所で演奏会を開いたほか、町の復興イベントに自主的に参加するなど、合計20回以上の公演を催し、大きな反響を受けた。避難所では、初めのうちは演奏を快く思わない人もいたが、曲が終わってから「正直なところ迷惑だと思っていたが、演奏を聞いているうちに心が安らぎ涙が出てきた」と言っていただいたときには、「本当に来てよかった」とやりがいを感じた。
九州ブロック
熊本県
熊本県立阿蘇中央高等学校
みさを大豆研究班
熊本地震で被害を受けた阿蘇地域を元気にするため、保育園で草花交流会を行うほか、幻の大豆といわれる「みさを大豆」の栽培に取り組んでいる。震災学習で、県やJAでは水田に被害を受けた農家の所得確保のため、水をあまり必要としない大豆の生産を奨励していることを学び、熊本地震と大豆について調査。「みさを大豆」という阿蘇で生まれた大豆があることを知り、この大豆の生産復興と活用に向けて活動することを決意した。農業高校生の行動によって、震災から復旧、復興しようとしている阿蘇の人たちに元気を届けている。
九州ブロック
熊本県
熊本県立八代高等学校
水口 侑紀さん
地元で起きた熊本地震の際、まずは一人での支援活動を2週間実行することからスタート。次に、県外の同世代の声を届けるため、書いてもらった日めくりカレンダー式の応援メッセージを避難所に届ける作業を行った。また、他県の人たちに被災地・熊本の姿がどう映っているかを知り、自分の行動に生かすために3ヶ月ごとに関東に行き、熊本に関するアンケートを実施。その結果を元に企画したスタディツアー「熊本においでよ~被災地訪問・復興ツアー」には、県外の高校生が約20人、熊本の中高生を併せて計30人以上の参加があった。
九州ブロック
宮崎県
宮崎第一高等学校
難波 沙和さん
アメリカ、フランス、カンボジア、ネパール、韓国、ベトナムの人たちと日本人ボランティア約30人で運営する「外国人のための日本語れんしゅう会」でボランティアに取り組んでいる。自分の短期留学や国際交流の経験から、「言葉の壁」を乗り越えるために何ができるかを模索していたところに、この活動を知った。日本人と外国人が交流する少ない機会を生かし、外国人の日本語能力向上のために様々なサポートを行い、彼らと宮崎市民の距離が縮まるように活動している。宮崎の国際交流の発展にもっと携わっていきたいと考えている。
九州ブロック
沖縄県
特定非営利活動法人数学・科学技術推進協会Math Math Good
佐々木 陽悠さん
日本で数学と科学の楽しさを広めることを目標に「数学研究会」で活動している。この会は父と共にNPO法人数学・科学技術推進協会と同時に設立。相手の気持ちと思考を予測しながら、模型やパズル、ときには実験を取り入れ、わかりやすく説明することを心がけている。2017年9月20日、研究会は150回を迎えることとなった。また、「ルービックキューブワークショップ」を新設してルービックキューブの解き方を教えるほか、外国の子供たちに数学・科学・日本語・英語などの科目を毎週2回教える学習支援活動にも取り組んでいる。

コミュニティ賞

九州ブロック
福岡県
新宮町立新宮中学校相島分校
相島少年消防クラブ(BFC)
相島を火災から守るため、週に4回8人のクラブ全員で夜回り活動をしている。家庭学習の時間を確保し、みんなで励まし合いながら、先輩から「島の安全は自分たちで守る」という想いを受け継ぎ、厳しい訓練にも取り組んでいる。消防署の協力や島の方の理解を得て70年近く続いてきたBFCの活動を、後輩にもしっかり伝えていきたいと決意している。
九州ブロック
福岡県
いいづか人材育成グループ ユリシス
「日本語教室の支援」と「外国人の方々と中高生との交流を目的とした海洋体験」の活動に取り組んだ。「日本語教室の支援」では、日本語の読み書きや会話ができない外国人を対象とした初級コースで、ひらがなやカタカナを教えることを始めた。試行錯誤を重ねるうち、沈黙のない活気ある授業運営ができるようになるなど、大きな成果を上げている。
九州ブロック
福岡県
福岡県立糸島農業高等学校
根っこ部
生産者から預かった土を使ってコマツナを1ヶ月間栽培し、「根こぶ病」の発病の有無を触手で確認するボランティアを行っている。発病する土だと診断した場合は、対策を施すだけでなく、生産者、JA、普及指導センターと一緒に予防を徹底するための活動を実践。また、根こぶ病の被害がある地域の農業高校と交流会を開き、根こぶ病対策の輪を広げている。
九州ブロック
福岡県
福岡県立浮羽工業高等学校
自動車研究部
学校で学んでいる知識と技術を生かして、日本で使わなくなった車いすを集めて整備・修理し、アジアの被災地域や車いすが必要な場所に送る活動に取り組んでいる。また夏休みには、6回目の台湾での海外ボランティアとして、台北の障がい者施設などで活動したほか、地域の子どもたちを学校に招き、合同で車いすの整備をするという試みも実施した。
九州ブロック
佐賀県
唐津市立浜玉中学校
生徒会
虹の松原保全プロジェクト、海岸・河川清掃、知的障がい者施設や福祉祭りでの手伝い、ペットボトルキャップの回収など、幅広い活動を行っている。また、長年実施している復興支援活動「福島ひまわり里親プロジェクト」を通して、福島以外の被災地に対する募金やお見舞いカード作成などにも取り組むようになり、全校生徒のボランティア意識が高まっている。
九州ブロック
佐賀県
佐賀県立唐津西高等学校
林田 晶さん
週に2、3回、駅周辺や学校までの道を清掃している。この活動を始めたのは、中学の頃に利用していた駅周辺が溜まり場のようになり、散乱したゴミが人々を不快にしていたから。「様々な人が共有する街をきれいにしたい」という思いで清掃を続けている。最近はゴミのポイ捨てが減っているだけでなく、拾ってくれる人も現れたのが、一つの成果だと実感している。
九州ブロック
長崎県
長崎県立諫早農業高等学校
食品科学部
甘藷の栽培方法や「かんころ」のつくり方を学んで新商品の開発を行った。上五島町や地元の菓子業者、大学の協力を得て土産品を商品化し、産業の活性化に寄与した。また、過去に確立した不要になった甘藷の蔓や葉から和紙を製造する方法を用いて、五島の伝統工芸品「ばらもん凧」をつくり、新上五島の活性化に繋げて地域への恩返しがしたいと思っている。
九州ブロック
大分県
大分県立大分舞鶴高等学校
吉澤 真穂さん
貧困の子どもたちを対象にした「舞シューズをタイに送りタイ!!」プロジェクトに取り組んだ。現地の実情を把握したことで、自分にもできることがあると気づき、卒業する先輩に靴の寄付を依頼。自ら回収し、ロータリークラブの協力を得て洗浄から梱包、輸送までを行っている。さらなる支援として、サッカー、ラグビー、バレーのボールを送る試みも実践中。
九州ブロック
熊本県
菊池川流域プロジェクト
地域の既存イベントに高校生が学校の枠を超えて企画・運営するプロジェクトに参加し、人手不足に悩む地域の課題解決を目指している。大阪の高校とのLINE講座、祭りのための竹灯籠制作と展示、「高校生の灯り」の企画推進を担当。加えて、映画祭では関連商品をオリジナル包装紙に包んで販売するなど、イベント参加を通じて地域活性化に取り組んでいる。
九州ブロック
熊本県
熊本市立千原台高等学校
ボランティア部
ボランティア部には1年から3年まで合計106名の部員が所属。入部条件として最低3回の活動参加を課している。独自に始めた活動は、毎月1回生徒会と合同で行う地域の小学校正門前での挨拶運動と週2回の保育園でのボランティア。朝夕の空いた時間を使った短時間の活動でも、地域に貢献できることにやりがいを感じており、部員数は増加している。
九州ブロック
宮崎県
宮崎県立宮崎農業高等学校
ボランティア部
和食の魅力や重要性を広く伝えるため、「食の寺子屋」活動を継続中。「おむすびプロジェクト」では、災害時でもできる鍋炊き炊飯技術を試行錯誤しながら習得した。また、県内の外国人留学生を対象にした、和食と防災について学ぶ「食の寺子屋~国際交流編」や、小学生を対象にした、ルーを使わないカレーに挑戦する「食の寺子屋~カレーマスター編」を実施した。
九州ブロック
宮崎県
日向学院高等学校
境田 凜さん
スペイン巡礼路にある宿泊施設で巡礼者のお世話、受付、清掃などを行った。日本の誇る「おもてなし」を世界中の人に提供したいという思いで取り組み、折り鶴や緑茶の提供など日本文化を楽しく伝えることができた。多くの出会いから行動することの大切さを学び、帰国後も東京の外国人向け宿泊施設でボランティアをするなど、活動の幅を広げている。
九州ブロック
宮崎県
日向学院高等学校
永友 涼夏さん
毎週水曜と土曜の放課後に乳児院と老人ホームを訪問している。乳児院では赤ちゃんによって喜ぶ抱き方が違うことを知って工夫し、老人ホームでは困っている人がいないかどうかを確認しながら行動している。高齢者や施設職員からの労いの言葉に励みを感じ、次回の活動日を待ち望むようになった。将来は健康をサポートする保健師を目指している。
九州ブロック
鹿児島県
鹿児島市立黒神中学校
生徒会
学校は、桜島の大正大噴火で埋もれた「埋没鳥居」がある腹五社神社に隣接しており、鳥居を守る伝統的な活動として、全校生徒4名で毎朝神社を清掃している。また、隣の「黒神げんき塾」では、歴史を紹介するパネル展示や観光客がつくった川柳を掲示する「黒神川柳」に取り組んでいる。観光客に「また訪れたい」と思ってもらえる場所にしたいと願っている。
九州ブロック
鹿児島県
鹿児島県立種子島高等学校
種子島レオクラブ
「レオクラブ」とは市の子ども会育成連絡協議会と種子島ライオンズクラブをスポンサーとするボランティア組織。地域の様々な行事の手伝いをはじめ、他県団体とのボランティア交流、交換留学生の受け入れ・交流などに取り組んでいる。活動者全員が上級救命講習を受講し資格取得をするなど、地域の信頼も定着し、人数が増えたことで活動の幅も広がっている。
九州ブロック
鹿児島県
岩澤 あかりさん
ボランティア部として様々な活動に積極的に取り組んでいたが、熊本地震の被害の大きさに「何かしたい!」と強く思い「熊本復興ボランティア」に参加。被災地では温かく迎えられ、仲間と共に活動できる喜びを肌で感じる良い体験だった。その後、校内のバザーで「くまモン」グッズの販売に注力。最近では部員でない生徒からの参加希望や入部者も増えている。
九州ブロック
鹿児島県
鹿児島県立福山高等学校
山下 恵実さん
霧島市青少年健全育成福山支部会議の主催する「中・高校生クラブひまわり」というグループの会員として、地域活性化のための様々な行事運営に携わっている。また、学校を応援してくれる地域のために生徒会役員に立候補し、募金活動や清掃活動を推進するほか、吹奏楽部としても地域行事に積極的に参加している。苦手だった声かけも、笑顔を心がけ克服した。
九州ブロック
沖縄県
多良間村立多良間中学校
多良間島に小さな笑顔を広げる会
「多良間島のおじいとおばあに小さな笑顔を広げるプロジェクト」で活動し、おじい・おばあと一緒に撮った写真にメッセージを入れたフレームを作成。貝やシーグラス、ハイビスカスなど、沖縄らしさを明るくデコレートしてプレゼントしている。また、島の自然におじい・おばあのさりげない一言を入れたミニアルバムを作成し、島外で暮らす子や孫へ届けている。
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