ボランティア・スピリット・アワード

Award Honorees受賞者紹介

Honorees List第21回 北海道・東北 ブロック賞・コミュニティ賞

ブロック賞

北海道・東北ブロック
青森県
青森県立五所川原農林高等学校
園芸福祉研究室・野菜研究室
「園芸を楽しむことができる認知症カフェ」の運営をしている。この活動を実現するための基礎研究として、認知症サポーター講座の受講、園芸活動強度の分析、タッチケア学習と効果の分析という3つの分野に取り組んだ。活動場所は校内にある古民家で、認知症高齢者の脳を刺激するような茅葺き屋根や囲炉裏があり、8月までに2度開催して32人が利用した。今後の課題は活動の継続。生活科学科が閉科するため園芸福祉研究室は2017年になくなるが、生物生産科の野菜研究室と連携して活動の継続を考えている。
北海道・東北ブロック
青森県
青森県立名久井農業高等学校
TEAM FLORA PHOTONICS
微生物を使った浄化システム「バイオエンジン」を元に、より浄化力の高い新型バイオエンジンを開発し、近隣の市町村と連携して水辺の浄化ボランティアに取り組んでいる。同時に、草花を使った子供たちの「環境教室」や地域の子供たち対象の「環境コンテスト」を主催・運営し、環境保全の意識向上に努めている。同イベントへの参加者は年々増え、「環境教室」には30人もの中学生が参加、「環境コンテスト」への応募数は約1,000点を数えた。また、横浜で行われた園芸イベントに出展、6万人の人たちに環境浄化のプレゼンテーションを行った。
北海道・東北ブロック
秋田県
秋田県立能代高等学校
鈴木 綸さん
スーパーの駐車場の入口に近いスペースをピンク色に塗って「ももいろのハートゾーン」をつくり、障がい者や高齢者専用の駐車スペースを作った。このほか、道路のガムを除去する「チューイングガムクリーン活動」を小中学生と一緒に行ったり、介護老人福祉施設を訪問して、ピアノ演奏や歌を唄うことで交流を深めた。また、地図上の名所を探す途中でゴミを拾うというオリエンテーリング的な清掃活動「スキャベンジャーハント」を実施。リーダーとして取り組んできた活動も5年目を迎え、「後輩を育てる」という使命感を持つようになった。
北海道・東北ブロック
宮城県
宮城県農業高等学校
渡部 果歩さん
東日本大震災のために生産できなくなった地元のメロン「北釜クィーン」を名産品にするため、メロンを使った商品の開発と知名度向上のためのボランティア活動に取り組んだ。商品開発には地元の「石窯パンPanse」の協力を得て、29のプランから最終的に3つのパンとスイーツを商品化、高い評価を受けている。この活動では、開発費用を自力で捻出するため、市が運営する「名取子供ファンド」という助成金制度に応募。審査の結果最高得点となって10万円を獲得し、その資金で北釜クィーン120個を購入して商品開発のために使用した。
北海道・東北ブロック
山形県
川西町立川西中学校
川西子ども観光大使ラダリア
NPO法人に所属しながら、川西町の子ども観光大使として活動。メンバーは小学校1年生から中学校2年生までの17人で、町内のお祭りなどのイベントで歌や踊りを披露したり、町の観光案内と宣伝をするほか、老人施設などにおいてもボランティア活動を行っている。年間20回以上の公演をしているが、2017年はメンバーが大幅に増え、歌声も大きく、踊りもダイナミックになり、「元気が出る」「町が明るくなる」など大きな反響を得ている。メンバーは、小中学生でも町の活性化に貢献できることに充実感を感じている。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立平支援学校
JRCボランティア部
福島県高等学校総合文化祭「活動優秀校公演」では、聴覚障がい者のため、情報保障の一環として「演目表示の取り組み」を行った。また、車いすをサイドハッチに固定するための紐を作成してバス会社に寄贈するほか、校内募金活動にも取り組む。障がい者目線で行った「演目表示」は、結果的に「活動優秀校公演」への高校生観覧者動員バスをリフト付きにすることに繋がった。障がいを持つ同校の生徒は、いつもリフト付きのスクールバスを利用していたが、2017年はリフト付きバスが準備されたおかげで、他校生と一緒に同じバスで会場に向かうことができた。

コミュニティ賞

北海道・東北ブロック
北海道
遺愛女子高等学校
IAIフードバンク
廃棄される食料を福祉施設などに無料で提供する「フードバンク」の活動に取り組んだ。2016年の春に学校の災害時用備蓄食料の賞味期限が近づいたことを契機にフードバンクを設立。現在は地元のパン屋さんの協力を得て、前日の売れ残り分で問題のないものを福祉施設に届けている。今後は地元の企業と連携し、活動の幅を広げていくことを決意している。
北海道・東北ブロック
北海道
第6回復興支援東北の物産販売高校生プロジェクトin岩見沢
プロジェクトには岩見沢市のすべての高校が参加。東北・熊本の物産、復興支援商品を購入することで支援を行うと共に、売上げの全額を寄付している。この活動は6年前にある高校のボランティア・ユネスコ部の生徒が中心となり市内の高校のボランティア部や生徒会に呼びかけて始まり、今では地域に根づいている。次年度もみんなの総意で行うことが決定している。
北海道・東北ブロック
北海道
FLEAD
地域でのボランティア活動をしながら、中高生のみで参加者目線に立った様々なイベントを企画・運営している。現代社会では「子どもだからできない」といわれることが多いが、「子どもはすごい」と思われる社会にしていくことを目指して活動を続けている。FLEADとは、Future LEADerの略で、強いリーダーシップを持つことを常に意識している。
北海道・東北ブロック
北海道
北海道池田高等学校
ボランティア部
放課後の小学生の居場所づくりを目的とした「放課後サロン」の一環として、自主運営できるイベントを企画。池田町商工会や地域住民の協力を得て、小学生と交流しながら商店街も盛り上げることを目的に「池田町商店街を知ろう! 街中ウォークラリー」を実施。準備期間が学校祭と重なってしまったが、空いた時間を利用して何とか成功に導くことができた。
北海道・東北ブロック
北海道
北海道釧路東高等学校
生徒会執行部
「震災ボランティア研修」を行った上で東日本大震災の被災地を訪れ、防災意識の向上に繋げるための様々な活動を地域の方々と実践している。被災地支援の募金活動においては、地域住民や子どもたちと一緒にミサンガをつくり、募金してくれた人たちに「東北との絆を忘れない」という意味を込めてプレゼントする「ミサンガプロジェクト」を展開している。
北海道・東北ブロック
北海道
北海道札幌あすかぜ高等学校
ボランティア同好会
社会福祉協議会や各種施設、団体からの要請を受け、ボランティアや街頭募金運動を行うほか、「シベリア抑留体験を語る会」でも活動しており、受付や会場設営をはじめ参加者との交流は貴重な体験となっている。また、同好会発足時から継続する「手稲ぱわふる☆きっずらんど」では、広報活動をはじめ「スターハント」などオリジナルの遊びを企画している。
北海道・東北ブロック
北海道
北海道寿都高等学校
ボランティア部
ペットボトルキャップ・プルタブ・切手・ベルマークの回収・寄付をはじめ、地域の清掃や花いっぱい運動などに取り組んだ。このほか、交通安全街頭キャンペーンへの参加や歴史的文化財を調査保護する団体の手伝いなどを継続的に行っている。また、新しい活動として、いすに座って行う低リスク運動プログラム「ゆる元体操」の指導補助にも携わった。
北海道・東北ブロック
北海道
北海道滝川工業高等学校
修理屋さん
高校で学んだ技術を生かして地域のテクノボランティアに取り組んできたが、現在は補修・整備に焦点を絞り「修理屋さん」という名称で活動している。先輩たちが築いた実績のおかげで順調に依頼が入り、地域の大型集合ゴミステーションも制作して納品した。様々な作業を体験することが、自分たちのスキルアップに繋がると実感している。
北海道・東北ブロック
北海道
鎌田 優太さん
小学校5年生のとき、近所の老人ホームを訪問したことを契機に、月に1回ピアノを弾いたり、話をしたりして交流を深めている。また、町内会のお祭りでのドリンク販売、学習塾での学習サポート・教材づくりや合宿の際の写真撮影やサポートのほか、旭川のボランティア団体のウインターキャンプでの写真撮影などのボランティアに取り組んでいる。
北海道・東北ブロック
青森県
青森中央高校
読み聞かせ隊
現役の高校生隊員18名に、県内の大学等で保育や福祉を専攻するOBも加わり、地域の施設で幼児や学童に絵本の読み聞かせを行っている。夏休みには三陸復興応援事業に参加し、読み聞かせのほか震災遺構での研修などに取り組んだ。また、青森聾学校高等部の生徒から手話を学びながら交流するなど、年間で70回、延べ3,500人以上に読み聞かせする実績を残した。
北海道・東北ブロック
青森県
青森県立名久井農業高等学校
鹿島 未夢さん
高校では植物研究グループに所属し、社会に役立つ活動をしたいと考え、地元の名刹白華山法光寺にハスの花を復活させる「白華山復活プロジェクト」を一人で立ち上げた。気温や水温の調査、日照時間の推移、土壌分析などの調査から始め、現在も悪戦苦闘の真っ最中だが、住職や高校の仲間に支えられ、たくさんの白い花を咲かせるべく邁進している。
北海道・東北ブロック
秋田県
秋田県立増田高等学校
作物生理研究室
戦前に秋田県南部で栽培されていた「日の丸」米を、研究室の先輩が10年前に宮城県で30粒発見し、その後苦労して栽培に成功。地元の「日の丸酒造」に提供することで、幻の米で作った日本酒が誕生し、東京や仙台をはじめ海外でも販売した。さらに、市役所の協力を得て、同米を使用した減塩弁当の販売を手がけるなど、眠っていた資源を活用して地域貢献に寄与した。
北海道・東北ブロック
秋田県
秋田県立増田高等学校 農業科学科
野菜専攻班
室内栽培可能で、衛生的で使いやすいという利点を生かし、「水耕レタス栽培を通じた交流プログラム」を考案。参加者が一堂に会す仕組みとしたのは、「出会いの場」と「出掛けるきっかけ」を創出する狙いがあった。レタスを使用した料理の試食や健康体操など、高齢者向けの情報を発信するほか、行政やNPOの交流プログラムのアドバイザーとしても活躍している。
北海道・東北ブロック
岩手県
雫石町立雫石中学校
家庭部
多くの観光資源や食文化、伝統的手工業や芸能などの文化が多岐にわたる一方で、少子高齢化による若者不足が社会問題となり、地域創生が課題となっていた。そこで、地域を支える存在となるため、NPO主催による小学生対象のワークショップの運営スタッフをはじめ、国体の運営スタッフなど、様々な分野でサポートを通して交流を図り、積極的な活動を展開している。
北海道・東北ブロック
岩手県
岩手県立遠野緑峰高等学校
草花研究班
衰退するホップ農家を元気づけるため、「遠野ホップ和紙を育てる会」と連携し、産業振興に繋がる活動を展開。市内の小学生とホップ和紙で卒業証書を作ったり、観光客に紙すき体験の指導を行っている。また、漉いた和紙を当日持ち帰れる「スポンジ脱水法」を開発して好評を博し、和紙を使ったランプシェードも評価を受け、市のふるさと納税の返礼品に採用された。
北海道・東北ブロック
宮城県
七ヶ浜町立向洋中学校
Fプロジェクト
町の復興イベントでの紙芝居をきっかけに、「ふるさと・復興・フューチャー」の「F」を冠した有志の復興プロジェクト「Fプロジェクト」を立ち上げた。大きな行事は生徒会と共催し、災害公営住宅の交流会などでの「きずな食堂」が好評を博し、ビーチクリーン活動では町から最優秀賞を受賞。加えて、修学旅行先の東京では、念願のPR活動を実現させた。
北海道・東北ブロック
宮城県
仙台市立郡山中学校
生徒会
生徒会を中心にボランティア活動を行っている。毎年実施しているのが中学生主導による住民参加型の地域防災訓練。訓練を通して地域防災力と防災意識が向上し、地域の絆づくりにも波及すると自負している。また、部活動単位での取り組みのほか、各学年の生徒会役員が中心となり、東日本大震災の津波被災地の中学校を訪問して交流するなどの復興支援を続けている。
北海道・東北ブロック
宮城県
宮城県築館高等学校
ボランティア部
ボランティア部は全校生徒が部員、全職員が顧問という日本一の人員を誇る。土日祝日や夏冬の休みを利用し、地域のお祭りやイベントをはじめ、小学生の学習支援や水泳・陸上の指導、福祉施設のサポートなどを行っている。地域での認知度も高く、活動要請の増加に比例して入試の志願倍率も上がった。また、毎年「活動報告集」を発行し、地域や小中学校に届けている。
北海道・東北ブロック
宮城県
宮城県南郷高等学校
プロジェクトチーム
学校の「産業技術科」で栽培する草花苗を県内の方々へ届ける「フラワーサービスプロジェクト」を立ち上げ、19団体へ約3,000本を提供した。また、希少伝統野菜「蒜袋(ひるぶくろ)ねぎ」を守るため学校の畑に定植。加えて絶滅危機種「ハマボウフウ」の種まき3,000本も行い、さらに熊本県立大学と連携し、その苗づくりを促進させている最中である。
北海道・東北ブロック
宮城県
宮城県村田高等学校
JRC部
役場、公民館、警察、小中学校が近隣にあることから、校外の諸団体との連携に注力している。町のゴミ拾い活動、小中学生との白菜の種まき、吹奏楽部による高齢者施設でのコンサートなど多数の活動を行っている。とくにゴミ拾いから始まる地域連携活動は、成長の大きな一歩と考え、活動に楽しく参加することが地域の理解を深め、将来の糧となると確信している。
北海道・東北ブロック
山形県
ナッツ&リリー
小学校三年生から吹奏楽クラブに所属し、同学年で別の中学校に通う友人と、週末や長期休みを利用し、高齢者施設や児童施設でフルート二重奏の「ボランティア演奏会」を行っている。高齢者施設での定期的な演奏が好評を博し、以後、ほかの施設やイベントから新たな依頼を受けるようになった。活動を通して生まれた人や地域との繋がりは大切な宝物となっている。
北海道・東北ブロック
山形県
山形県立山形工業高等学校
環境システム科SVG
小学生を対象に、科学実験や工作を通じて環境問題への理解と楽しさを伝える活動に取り組んでいる。科学の祭典や公民館での出前授業で工作指導を行い、様々な実験・工作ができる「がちゃがちゃカプセル」は好評を博した。また、県も推進する「COOL CHOICE(賢い選択)」プロジェクトに賛同し、ツイッターで地域の「エコ」を探し、普及・啓発する活動にも協力した。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立会津農林高等学校
人と種をつなぐ会津伝統野菜専攻班
伝統野菜の栽培や普及・継承活動を通じて、地元の農家を助けて人々を繋いでいく活動をしている。種子保存のため、国のジーンバンク(遺伝子銀行)からの取り寄せや農家から譲渡されたものを栽培し、育てた苗を販売できるまでになり、その結果、栽培農家も増えた。また、2017年の中学校の教科書に伝統野菜の「小菊かぼちゃ」が紹介されるなど知名度が上がっている。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立いわき総合高等学校
家庭クラブ
研究チームとフラチームから成る家庭クラブは、地域に根差した震災復興支援活動を継続して行っている。福島の仮設住宅を地元高校の和太鼓部と共に訪問した際は、和太鼓やフラの演舞、餅つきを披露した。また、地域の方や生徒たちから回収した古着や着物を活用した手作りのリメイク品を、地域施設の慰問やイベントで寄贈するなど、積極的に地域交流を図っている。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立郡山萌世高等学校
図書委員会
地域の保育園で読み聞かせを行い、先生から園児たちの大きな刺激になっていると好評を得ている。活動を開始した契機は、2016年の文化祭で古本市を開催した際、より楽しんでもらえるよう「お話し会」を企画したところ、子どもと母親たちに喜ばれたから。このほか、図書室に「絵本ポスト」を設置して不要になった絵本を回収し、読みたくても読めない人に贈呈している。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立平工業高等学校
生徒会
先輩たちから「もったいない」の精神を受け継ぎ、リサイクルを中心に活動している。卒業生から譲り受けたジャージや運動靴を洗濯し、アフリカのマリ共和国へ贈る活動や、アルミ缶の回収でこれまで40台の車いすを老人ホームへ寄贈した。ペットボトルキャップ回収ではワクチン1,300人分を達成し、活動を「続ける」ことの難しさと「大切さ」を実感している。
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