ボランティア・スピリット・アワード

Award Honorees受賞者紹介

Honorees List第21回 中国・四国 ブロック賞・コミュニティ賞

ブロック賞

中国・四国ブロック
岡山県
岡山県立倉敷天城中学校
藤田 紗矢さん
父親が講師を勤める小学生向けの科学実験講座に参加するうち、小学3年生になるころにはサポート役を担うようになった。今ではこの講座を年間で35回指導するボランティアに取り組んでいる。また、自分が研究活動を行っている、息の力で1.5m以上飛び上がらせる「飛ぶ吹きゴマ」を、「青少年のための科学の祭典」の東京大会で、600人以上に作ってもらい、コマの回し方や飛ばし方を指導した。この研究は、物理学会でも大学の先生や中高生に向けて披露し、100を超える発表の中から「優秀な研究20」に選出された。
中国・四国ブロック
島根県
島根県立平田高等学校
JRC部
災害時対応の啓発イベントなどの「主催」に力を入れ、被災地の支援継続を「体験型」で伝えたり、災害時の知識やノウハウを「体験」してもらう取り組みを行っている。具体的には、起震車体験やAEDの抵抗感払拭をはじめ、両手を空けるため布を30秒でリュックにする技、命にかかわる体温保持と移動のため布を30秒でガウンにする技、床の飛散物から足を守るために新聞紙を 1分でスリッパにする技を体験してもらった。今後も中高生の参加率が低かった点を改善して新たな啓発イベントに変身させ、「主催」に注力していくことを決意している。
中国・四国ブロック
島根県
島根県立津和野高等学校
鈴木 元太さん
地元の竹林が放置され荒廃しているという問題を解決するため、地域の人が竹を利用し、管理する必要に迫られていた。そこで、この問題を啓発するために、まず地元の小学生が竹に親しむ「原体験」ができるよう、竹で飯盒を作ってカレーを食するイベントを単独開催することに成功した。そして、地域イベントでは、竹を使ったテントやモニュメントなどの制作物の展示によって、来場者に竹に対する認知度を高める活動に取り組んだ。自分が行動することで周囲の認知度が高まり、今後は多くの人を巻き込んだ活動が可能となったことを実感している。
中国・四国ブロック
広島県
広島県立瀬戸田高等学校
しまおこし事業部
地元の島を活性化するため、様々な地域行事の運営に参加した。また、島の魅力を紹介するために作成した観光冊子『巡り人』(日本語版・英語版)を配布するなど、観光客向けのPR活動を展開した。さらに、島内で利用できる介護施設の概要や健康の維持やその予防法などが掲載されている『介護マップ』を作成し、住民や介護施設、役所などに提供した。加えて、住民や『介護マップ』で繋がった介護施設や消防施設の方々と災害時における避難の困難さや避難後の課題について検討し、「逃げ地図」づくりのワークショップを開催している。
中国・四国ブロック
愛媛県
愛媛県立伊予農業高等学校
伊予農希少植物群保全プロジェクトチーム
ドローンに近赤外線カメラなど4種類のカメラを取り付け、周辺の農家の水田の撮影に取り組んだ。そして、その撮影データを元に水稲圃場の低コストモニタリング手法を開発し、農家が肥料を節約できる精密農業の可能性を見つけることに成功した。また、絶滅が危惧される海辺の植物群生を保全し、消滅した海浜植物を復活させる目的で海岸清掃活動を行っている。この活動は、過去14年間で計166回の実施を数えている。今後もボランティア活動を通して得たものを生かし、様々な分野に視野を広げていく思いを定めている。
中国・四国ブロック
徳島県
徳島県立徳島商業高等学校
校内模擬会社ComCom
カンボジア・プレイベン州のカンボジア日本友好学園の運営サポートに取り組み、カンボジアの高校生に商品開発のノウハウを教えながら、商品を共同開発した。そして、一緒に学校運営費の一部を得ることを目指すプロジェクトを進めていった。今では、この学園と連携して「商品開発チーム」が発足し、活動の行き違いを起こさないため、月2回程度のテレビ会議、2日に1回以上のSNSで意見交換を継続している。学校全体が、カンボジアとの繋がりを強く感じるようになり、ボランティアや地域貢献に向けた活動を志す生徒が増加している。

コミュニティ賞

中国・四国ブロック
岡山県
岡山市立富山中学校
地域の清掃や学校の環境整備をはじめ、公民館での子どもたちの手伝い、小学校や幼稚園支援など幅広い活動に取り組んでいる。また、公民館の主催事業では、中学生ボランティアが公民館職員のパートナーとして関わる場面を作ってもらえるようになった。これまでのサポートの役割から、地域行事の一部を任されるようにまで成長できたことに誇りを感じている。
中国・四国ブロック
岡山県
倉敷市立精思高等学校
商業クラブ
東日本大震災の復興支援では、地元の企業と化粧ポーチを共同製作し、販売して得た収益金を被災地へ寄付した。また、福島NPO法人のデニム地バッグ製作に協力するため、地元企業から生地提供を受けることができた。ここ最近は、とくにNPO法人の作製した商品の販売に力を入れ、その結果、チャリティーバザーの来場者数が着実に増加するようになっている。
中国・四国ブロック
岡山県
玉野市立玉野商業高等学校
UNOICHI実行委員会
港町ならではの魅力を広めるため、年3回季節ごとにマルシェ(市場)イベントや客船入港イベントを企画・運営している。2017年度は、瀬戸内観光汽船フェリーを貸し切り、船上マルシェを開催した。岡山県や香川県キー局のテレビやラジオ番組などに出演し、宇野港を中心とした地域の活性化や海の素晴らしさを伝えていくと同時に、後輩育成にも力を入れている。
中国・四国ブロック
岡山県
室山 雅さん
来場者100万人を超える瀬戸内国際芸術祭を支えるボランティアサポーターである「こえび隊」に参加し、アート作品の制作とメンテナンス、受付などを担当している。人々が訪れる「観光」が、島の人々の「感幸」に繋がる必要があるという理念のもと、100回を超える活動を展開。創意工夫を続けて出逢いの場を設ければ、そこに感動が生まれることを実感した。
中国・四国ブロック
岡山県
山陽女子中学校・高等学校
地歴部
ミャンマーの小学校に音楽の授業がないことを聞き、自分たちで回収した鍵盤ハーモニカやリコーダーなどの楽器を届ける支援に取り組んだ。さらに、現地に音楽の先生が不在なことを知って、現地へ足を運んで楽器の使用方法について授業を行った。子どもたちが「カエルの歌」を曲として理解できるようになり、周りと教え合って歌う姿に感銘を受けた。
中国・四国ブロック
島根県
出雲西高等学校
インターアクトクラブ
「出雲発!水環境改善プロジェクト」に取り組み、海岸清掃を年に5回行っている。また、「次世代への環境教育」として、小中学生に森林の重要性を教えるため、年5回の森林講座も開催している。さらに、国際活動として、韓国の中高生との交流会は2017年で7年目を迎え、共に日本の海岸清掃することで、お互いの理解を深め合っている。
中国・四国ブロック
広島県
尾道市立久保中学校
介護施設や保育所へのボランティアをはじめ、みなと祭りや花火大会の清掃、地域の高齢者と早朝にノルディックウオーキング参加するなど幅広い活動を行っている。このほか、地元に古くから伝わる番所の保存活動や、熊本・広島・福島への募金活動も行った。どのボランティアも定員を超える応募があり、自分たちの活動に確かな手応えを感じている。
中国・四国ブロック
広島県
崇徳学園 崇徳中学校・高等学校
インターアクトクラブ
「献血推進ボランティア」に積極的に取り組み、週1回の街頭での呼びかけ、広島県知事献血PRイベントへの参加、学園祭での展示発表、卒業献血PR活動などを行った。また、血液不足の際には臨時で校内に献血ルームを開設し、大きな成果を挙げた。そのほか、熊本地震の被災地への募金、公園の清掃、盲学校体育大会の運営ボランティアとしても活動した。
中国・四国ブロック
山口県
山口県立柳井商工高等学校
まちづくりプロジェクトチーム
商業系と工業系の学科を併せ持つ学校の特色を活かし、地域活性化に向けた「まちづくりプロジェクト」に取り組んでいる。地元の伝統工芸「柳井縞」の普及のため、イベントでは機織体験ワークショップを実施。また、小学校への出前授業では、郷土学習から伝統継承に繋げるため、小型の機織機を使って実際に織物を制作する体験学習を1年間を通して指導している。
中国・四国ブロック
香川県
善通寺市立西中学校
善通寺東西中学校ボランティアクラブ
瀬戸内海の離島「大島」にある国立ハンセン病療養所の未来を描いた動画『大島未来ニュース』を制作し、全国ハンセン病市民学会総会のシンポジウムで放映した。また、大島の語り部(元ハンセン病患者)から聞いた言葉をアート作品にして展覧会を開催した。このほか、国立病院6階の屋上庭園(ホスピタルガーデン)の世話を続け、花いっぱいの庭をつくった。
中国・四国ブロック
香川県
香川県立観音寺総合高等学校
食物系列 3年5組
総合調理実習や製菓の学習をしていることから、食の力を地域に発信する取り組みを行っている。道の駅で「高校生レストラン」を期間限定で出店するほか、三観地域の食材を使って考案した焼菓子「三観みかんの宝」を県内外で販売し、地元をPRしている。また、地元漁協の協力で「親子お魚さばき教室」を開催、親子20組を招待してさばき方の指導をしている。
中国・四国ブロック
香川県
香川県立琴平高等学校
とらすとK
熊本県の被災地に防災ずきんを贈る活動に取り組んでいる。熊本地震は余震が多いため、保育園児が安心して毎日を過ごせるよう防災ずきんを贈るプロジェクトがあることを知り、参加。今年は40個を製作して寄贈したが、昨年無料食器市「お茶碗プロジェクト」に協力したことから、熊本地震の被災者との文通が続いていることもあり、今後も継続していきたいと考えている。
中国・四国ブロック
香川県
香川県立三木高等学校
英会話部
未使用はがきを収集して、タイの中学3年生が1年間学校へ通えるように支援したことから、より多くの子供を助けたいと思いJICAのプロジェクトに参加、フィリピンへ「子供支援バッグ」を贈る活動をしている。全校生徒への呼びかけやポスター、手書きチラシの配布、現地の実情説明が功を奏し、多くの学用品などが集まった。これを本校生徒が直接現地で手渡す予定である。
中国・四国ブロック
愛媛県
東温市立重信中学校
T-ボラン
部活動とは別に、生徒全員を「T-ボラン(チーム・ボランティアの略)」とする組織でボランティアの企画・啓発を推進している。アルミ缶・エコキャップ・楽器の回収や募金運動をはじめ、昨年より市の花火大会終了後の清掃活動に参加、今年は4倍の生徒が集まった。このほか、夏休み「放課後児童クラブ」では、小学生全員が楽しめる遊びを考えて交流を図った。
中国・四国ブロック
徳島県
鳴門市立鳴門市第一中学校
ボランティア部
ケアハウスやグループホームに定期訪問を行い、入居者の方と歌や体操、ゲームなどをして交流を図っている。また、施設に車いすを贈るため、生徒会と協力してプルタブや古紙などを収集。このほか、ボランティア団体からの依頼で川の周辺の清掃をしたり、施設のイベントに参加してハンドベルを演奏するなど、ボランティアのおかげで中学生活はとても充実している。
中国・四国ブロック
徳島県
AQUA
ボランティアグループ「AQUA」を立ち上げ、主に「国際支援」をテーマに様々な活動に取り組んでいる。中でもシリア難民への支援に注力し、使用済みランドセルの回収のため出身中学校の全校生徒に呼びかけたところ、ランドセルのほか文房具や冬服まで集めることができた。これらの物資は日本シリア連帯協会を介してトルコやシリアの難民に届けられた。
中国・四国ブロック
徳島県
緑のリサイクルソーシャルエコプロジェクトチーム
地球温暖化の防止に向けた環境活動の一環として、高校生、中学生の有志でグループを結成し、行動している。刈草を利用した土壌改良剤を開発し、販売と営業の許可を受けて地域での緑化活動や公共事業に無償提供した。また、刈草の環境保護効果の普及啓発のため、全国への出前授業を展開、延べ48回実施している。5人で始めた活動が、今では50人近くに広がっている。
中国・四国ブロック
高知県
高知市立横浜中学校
生徒会
街路樹の下の雑草を引き抜く「草引きボランティア」や、校内で栽培した花を地域に提供する「地域配布プランター植え替えボランティア」に取り組んでいる。また、春には通学路のカーブミラーを点検・清掃し、子供の安全を守る「カーブミラー大作戦」や、地域と共同のゴミ拾いも実施。多くの人たちと交流することで、さらに地域に貢献したいと思うようになった。
中国・四国ブロック
高知県
高知県立中村高等学校西土佐分校
永山 しなのさん
地元は少子高齢化が進む限界集落だが、数少ない高校生の活躍の場、かつ将来介護士や保育士を目指す生徒の経験の場として、4年前先輩が「地域ボランティア隊Rapport」を発足させた。活動は保育所、小学校、老人ホームへの定期訪問や地域イベントの手伝い、ダンスの披露など幅広い。今こそ若者の力で地域活性化と信頼関係づくりをしようと、積極的に活動している。
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