ボランティア・スピリット賞

Award Honorees受賞者紹介

Honorees List第20回 九州 ブロック賞・コミュニティ賞

ブロック賞

九州ブロック
福岡県
上毛町立上毛中学校
特別支援知的学級
SPIRIT OF COMMUNITY奨励賞受賞 校内では様々なボランティアに取り組んでいるが、特別支援知的学級では、毎日給食の牛乳パックを洗浄して再生トイレットペーパーにする活動を行っている。3年生3人が卒業してしまったので、2015年4月からは1人で引き継いだため、活動に無理が生じてしまった。そこで、校内の「外庭掃除グループ」に相談したところ、雨が降って掃除ができない日は、13人の友達が15分間手伝ってくれるようになり、効率よく作業がはかどるようになった。終業式の日、学校に180個のトイレットペーパーを贈る実績を残すことができた。
九州ブロック
福岡県
福岡県立糸島農業高等学校
根っこ部
「根こぶ病」対策を施すことができるように、生産者の土壌のpHを測定し、根こぶ病原菌の有無を確認する発病診断を行っている。この活動が地域の生産者から支持されたことを励みに、農業高校生らしい結果を残すことを目指して活動に打ち込んでいる。また、啓発活動として根っこ部専用のホームページを作成し、多くの人に活動内容を発信している。今後は、これまで培ってきた技術を継承しながら、新しい防除技術を開発して、自分たちが指導機関となって世界中の畑を根こぶ病から守る、という大きな目標を掲げている。
九州ブロック
佐賀県
佐賀県立唐津東高等学校
科学部
SPIRIT OF COMMUNITY奨励賞受賞 高校と大学の連携活動をきっかけに、国産初のグレープフルーツ「さがんルビー」と出会い、その果汁を利用した「さがんルビーサイダー」を商品化している。また、商品にできない果実や果皮も、サイダーやリップクリームとして有効活用することに成功した。「さがんルビー」のことを多くの人に知ってもらいたいという一念からスタートした活動は順調に展開し、サイダーは学校の自動販売機をはじめ、地元のレストランや物産館で販売。リップクリームはサイダーと一緒に通販サイトで販売できるようにするなど販路が広がっている。
九州ブロック
長崎県
長崎県立諫早農業高等学校
食品科学部
生産者から、かぼちゃ収穫後に焼却処分している、大量の蔓や葉の有効活用についての相談を受け、かぼちゃの和紙づくりの試作に挑んで成功した。地域の保育園や幼稚園を訪問し、自家製のかぼちゃの和紙を使った紙芝居で、園児たちとの交流を図っている。そのほか、高齢者福祉施設では、かぼちゃ和紙を折り紙のように用いて一緒に手鞠をつくるなど、お年寄りに物づくりの楽しさを伝えている。和紙をつくる際に最も重要な繊維の抽出法や漂白法、紙漉き技術を学ぶなど、創意工夫しながら活動を展開している。
九州ブロック
大分県
大分県立大分上野丘高等学校
小手川 由莉さん
米国ボランティア親善大使 週に1回のペースで病院や老人ホームを訪れ、得意とするピアノ演奏や歌を披露したり、一緒に将棋を指したりするなど、多彩な活動を展開。患者さんや高齢者の方々にできるだけ多くの“非日常”を提供することを心がけている。高校1年生の時に肺がんで亡くなった父の闘病生活を通して、笑顔がいかに大切なものかということを学び、多くの人を楽しませることを決意した。患者さんや高齢者が喜びそうな遊びを考え、一人でシミュレーションするなど万全の準備を整え活動していくうちに、集まる人の数が増え、笑顔の輪も広がっていった。
九州ブロック
熊本県
嘉島町立嘉島中学校
生徒会(全校生徒)
熊本地震による被害で、今まで見慣れた風景が変わり果てた姿になってしまったことに衝撃を受け、何ができるかを生徒会執行部で話し合った。その結果、嘉島町を少しでも元気にするため「嘉島中復興プロジェクト」を立ち上げた。復興プロジェクトスローガンが書かれた看板を作成するほか、学校横にある避難所の清掃活動や、花いっぱい活動にも取り組んでいる。ボランティア活動を行っている自分たちも被災者の一人だということを意識しながら、復興に向けて一人ひとりができることを頑張っていくことの大切さを実感した。
九州ブロック
沖縄県
中城村立中城中学校
佐々木 陽悠さん
週に1回、市民図書館で数学研究会を開催している。このイベントは、数学好きな生徒だけでなく不得手な生徒にも配慮した内容となっており、2016年8月24日で、100回目を迎えた。研究会のメンバーの保護者の方々にも数学に興味を持ってもらえたことで、活動は広がりをみせるようになった。現代社会では理系の人たちが集う場所や、専門的に学べる勉強会が少ないことを危惧しながら活動に尽力している。数学そのものの面白さを人々に伝え、理数系の学問を通して、少しでも世界平和に寄与したいという抱負を抱いている。

コミュニティ賞

九州ブロック
福岡県
いいづか人材育成グループ「ユリシス」
飯塚市中学生人材育成事業に参加したOB・OGの中高生による地域貢献や、異世代間交流などを活動のテーマに掲げている。市の成人式運営や公民館で開催されている各種講座の手伝いのほか、新たに「外国人のための日本語教室」の支援活動に取り組んでいる。活動を通して、年齢・性別・国籍の異なる大勢の人と出会うことが、貴重な体験となっている。
九州ブロック
福岡県
春日市立春日東中学校
ボランティア部
光町公民館で行われる「いきいきふれ合いサロン」でのお年寄りとのふれ合いをはじめ、若葉台東自治会の地域支え合い活動の手伝い、熊本地震の義援金や救済物資活動の運営など幅広い活動に取り組んでいる。こうした活動を学校全体へ広めていくとともに、研修会にも参加することで自分たちの視野を広げ、さらなるスキル向上を目指している。
九州ブロック
福岡県
新宮町立新宮中学校
生徒会
茨城県が大雨で洪水被害に遭ったとき、生徒全員で協力して300枚のタオルを集め、常総市石下中学校へ送った。熊本地震災害では、募金活動で購入したリアカーを市立東野中学校へ、バスケットリングを御船町立御船中学校へ送った。この活動では、被災地の中学校と連絡を取り合い、何が必要かを事前調査したため、的確な支援を実現することができた。
九州ブロック
福岡県
新宮町立相島分校中学校
相島少年少女消防クラブ(BFC)
「相島少年少女消防クラブ(BFC)」は、島を火災から守るために結成され、週に4日間、午後9時からクラブ全員7名で夜回り活動を行っている。島では中学生になったらBFCに所属するという伝統があり、クラブ発足以来、島では1件の火事も発生していない。2017年4月には島外の高校へ通う者もいるが、島を守る活動は一生続けていく決意を抱いている。
九州ブロック
福岡県
福岡県立浮羽工業高等学校
自動車研究部
学校で習得した技術や知識を生かしたボランティア活動に取り組んでいる。熊本地震で被災した並木町の福祉施設を訪れ、車いすの修理や整備を実施したほか、小中学生と一緒に車いすの合同整備活動も行った。また、高価な車いすを購入できないアジア諸国の支援のため、台湾の福祉施設を訪問し、車いすの寄贈と約95台の車いす修理や整備点検を実施した。
九州ブロック
福岡県
福岡県立若松商業高等学校
若商河童ガールズ
ニセ電話詐欺災害防止のため警察署と協力して、受話器に貼るステッカーなどをデザインしたほか、ラジオ局でオリジナルドラマを作成し、被害防止を訴えた。また、地域活性化のために、オリジナル商品を開発して販売実習も行っている。さらに、岩手県宮古市の末広商店街を訪れ、震災復興支援通貨「リアス」を媒介とした、循環型継続支援を続けている。
九州ブロック
福岡県
宗像市立河東中学校
熊本地震で被災した方々の心と体をケアするため、「夢枕支援プロジェクト」と名づけた活動を展開。このプロジェクトは、NPO法人「め組JAPAN」と連携し、PTA役員や大学生、地域ボランティアのサポートによって実現した。自分たちの手で枕をつくり、自分たちの足で直接届けることによって、被害者の方々へ寄り添った支援を展開した。
九州ブロック
長崎県
五島市立福江中学校
ぎばっと隊
島の言葉で“がんばる”という意味の“ぎばる”をチーム名に採用し、校内美化や地域清掃に加え、花いっぱいプロジェクトなどに取り組んでいる。そのほか、福島ひまわり里親プロジェクトや、熊本地震募金活動にも力を注いだ。全校生徒に熊本の被害状況を呼びかけたことで募金活動に参加する仲間が増え、活動は広がりをみせている。
九州ブロック
長崎県
島原中央高等学校
生徒会
25年前の雲仙普賢岳噴火で被災した際の全国からの温かい支援に恩返しをしたいという想いから、継続的な支援活動に取り組んでいる。東日本大震災後5年となる現在も、義援金を被災地の学校や保育園へ贈呈。また、熊本地震被災地へも市内商業施設と協力して義援金を贈るなど、積極的な活動が地元新聞に取り上げられ、地域での注目度も高まっている。
九州ブロック
長崎県
長崎県立島原農業高等学校
食品加工部
地元の豆腐製造業者の依頼で、産業廃棄物である「おから」を椎茸の菌床として有効活用する研究を9年前から開始し、地域の生産農家とともに取り組んでいる。地元島原の温泉水の使用で増殖促進の効果も実証でき、地域の生産農家や研究機関へ技術提供を行う。資源活用によるCO2削減にも役立つなど、今後のPR効果も期待できると確信している。
九州ブロック
熊本県
天草市立有明中学校
有明中ボランティアスタッフ
地域住民とのビーチ清掃や老人ホームでの介護体験に参加する「交流・体験」、エコキャップや各種募金・熊本地震の義捐金協力などの「募金・収集」、生徒が活動に参加することで思いやりの心を養う「いじめ未然防止活動」など、長年続く学校伝統の活動に取り組んでいる。多くの人と出会い心を通わせることで、いじめや差別をなくすことを目指している。
九州ブロック
熊本県
産山村立産山中学校
子どもヘルパー
福祉施設の清掃やイベント準備手伝いのほか、様々なゲームや脳トレなどで年配者との交流を図っている。交流では、大きな声でわかりやすく話しかけたり、お年寄りが疲れないよう休憩を設けるなど工夫を施している。また、独居老人の安否確認を兼ねた訪問活動では、会話するほか掃除も行うなど、先輩たちから継承した地域への社会貢献を継続して担っている。
九州ブロック
熊本県
菊陽町立武蔵ヶ丘中学校
興梠 圭菜さん
保健所から処分される犬を保護し、新たな里親へ譲渡する動物愛護団体「ドッグレスキュー熊本」の活動に参加している。熊本地震では被災者の飼い犬99頭を預かり、現在も50頭の世話を継続している。日頃保護した犬の世話をし、譲渡会などで躾や飼い方の指導を行いながら、犬と人の幸せを考え、犬の命を通して人と繋がることを学んでいる。
九州ブロック
熊本県
熊本県立河浦高等学校
ボランティア部
2016年度で閉校が決まり、キリスト教伝来による数々の特徴的な集落や建物が残る地元への恩返しとして、「観光ガイドボランティア」を提案。講習や現地練習を積んで、毎月第1日曜に観光ガイドを行っている。視覚効果を狙ったボード説明などの案内も好評で、周辺施設の増加にも寄与している。これらの活動が観光協会に評価され最優秀賞を受賞した。
九州ブロック
熊本県
熊本市立天明中学校
生徒会
河口護岸のゴミ拾いなどのボランティア活動を20年以上継続しており、2016年は熊本地震の支援活動や、河川の水質浄化用竹炭づくりに加え、植林地の下草刈を行った。活動時の安全面を配慮し、「無理なく楽しく!」気軽に参加できる環境づくりに注力した結果、「活動するのが当たり前」とする、生徒の気風を育成することができたと実感している。
九州ブロック
熊本県
熊本信愛女学院高等学校
小場佐 名優さん
小学6年の頃、東日本大震災の惨状に何もできなかった後悔があり、高校入学後、学内のボランティアセンターに参加。清掃活動や病院のデイケアセンター訪問、募金活動などの活動に取り組んだ。熊本地震の災害支援の際も、笑顔で被災者に寄り添う活動を心がけたことで、激励や感謝の声を受け、「奉仕の精神」を発揮できたと自負している。
九州ブロック
熊本県
ルーテル学院高等学校
坂口 愛実さん
熊本北部の高校生を中心としたボランティアサークル「わいわいHVC」に所属し、熊本地震支援物資の運搬や、18歳選挙権の街頭啓発活動などに挑戦した。最近は、地域活性化に寄与するには地元以外で見聞を広める必要があると考え、他団体の活動にも参加している。組織のリーダーを務めた経験を活かし、将来は熊本に貢献できる大人を目指している。
九州ブロック
宮崎県
宮崎県立宮崎農業高等学校
ボランティア部
日頃「生活文化科」で食について学んでいる経験を生かし、和食の重要性や食への感謝などを子どもたちに伝えるため「食の寺子屋」を開催している。また、熊本地震をきっかけに、災害時でも温かい食事を楽しめるように、ピザづくり講座を開催して好評を博した。そのほか、地域の祭り運営補助や町づくりの会合などにも積極的に参加している。
九州ブロック
鹿児島県
鹿児島純心女子高等学校
ボランティアクラブ
学校伝統の地域清掃や献血啓発キャンペーン活動のほか、あしなが街頭募金、難病の子ども支援チャリティボウリング大会の手伝いに参加した。熊本の震災を受け、瓦礫がなくなるまで花を植え続ける「ガレキと一輪の花プロジェクト」に参加し、月1回5ヶ月連続で実施した。被災地で受ける感謝の声にやりがいを感じている。
九州ブロック
鹿児島県
鹿児島市立黒神中学校
生徒会
桜島の麓に位置し、学校に隣接する“埋没鳥居”のある「腹五社神社」を守るため、毎朝全校生徒6名で神社周辺を含めた清掃活動をしている。地域柄、桜島噴火による避難勧告発令もあり、避難訓練ではお年寄りの車いす介助を地域と連携して行っている。加えて、防災啓発活動にも積極的に参加するなど、地域や環境に役立つ活動を主体に取り組んでいる。
九州ブロック
鹿児島県
霧島市立牧園中学校
生徒会
歴史あるこの地のアピール策として、近隣の「龍馬公園」の清掃ボランティアを発案したところ、市長の後押しを受けてチームを結成。「龍馬とお龍の像」磨きや「龍馬の散歩道」の落ち葉掃きなどに取り組んでいる。活動開始以降来園者数が増えるなどの実績を残し、この地域貢献の好循環を定着させるため、今後も活動を継続していくことを決意している。
九州ブロック
沖縄県
沖縄工業高等専門学校
沖縄高専社会実装活動グループ
モノづくりを通して誰かの役に立ちたいと県内の特別支援学校と連携し、肢体不自由児向けのジョイスティック型コントローラー製作や機器の改良を行っている。毎年、要望調査を行い、より適した機器の社会実装に取り組んでいる。先生方の希望を高専の技術力で応えるのは大変だが、みんなで知恵を出し合っている。活動は2008年から始まり8年目を迎えている。
PAGE TOP