ボランティア・スピリット賞

Award Honorees受賞者紹介

Honorees List第20回 北海道・東北 ブロック賞・コミュニティ賞

ブロック賞

北海道・東北ブロック
北海道
札幌市立札幌中学校
鎌田 優太さん
老人ホームでのピアノ演奏をはじめ、地域の祭りの手伝い、塾の中学1・2年生合宿のサポートなど、様々な活動を行っている。小学生のときに老人ホームを訪問した際、お年寄りから「歌ったり聴いたりするのが大好きなの」と言葉をかけられたのを契機に、自分の趣味で特技でもあるピアノを弾く活動を4年間続けてきた。とくに、地域の祭りのボランティアでは、3年間熱心に取り組んだ結果、町内会から「中学校を卒業したら、役員になってください」と依頼を受けた。高校入学後はその期待に応え、役員を引き受ける決意をしている。
北海道・東北ブロック
秋田県
秋田県立能代高等学校
鈴木 綸さん
車いす生活を送っている方々が駐車場で不自由をしている実態を知り、店舗などの入り口に近い駐車場の端のスペースをピンク色のペンキで塗る「ももいろのハートゾーン」を作成し、障がい者や高齢者への便宜を図った。このほか、道路のガムを除去する「チューインガムクリーン活動」をはじめ、「地域のクリーンアップ活動」や「介護老人福祉施設訪問」などに取り組んだ。また、母校の中学校を訪れ、2016年の「ももいろのハートゾーン」作成や「チューインガムクリーン活動」への参加を呼びかけるなど、後輩の育成にも力を注いでいる。
北海道・東北ブロック
秋田県
秋田県立増田高等学校 農業科学科
野菜専攻班
「高齢者と若者の交流機会を創出し、魅力あるまちづくりに貢献する」「高齢者の犯罪被害・事故被害を減少させる」「農産物を活用した見守りサービスを普及させる」の3つを目標に活動した。まず手がけたのは、簡易水耕栽培装置の開発。この装置を利用してもらうため、高齢者にアンケートをとったところ、9割の方が水耕栽培に興味を持ち、高校生との交流を望んでいることが判明した。そこで2週間に1回、訪問・交流・栽培管理を指導したり、各種被害予防を呼びかけたりする、高齢者支援の新たな「共助ネット増高モデル」を創造した。
北海道・東北ブロック
宮城県
仙台市立郡山中学校
生徒会
全校生徒で実施する「中学生が主導する住民参加型の地域防災訓練」を通して積極的な社会貢献を果たしている。また、部活動単位のボランティアでは、吹奏楽部が地域行事で演奏を披露したり、科学部が小学生を対象に実験講座を開くなどの活動に取り組んでいる。中学生が地域住民の方々と一緒になって毎年継続して活動することで、世代を越えた交流を行うことができ、地域の絆づくりに寄与した。こうした地域防災訓練を経験した卒業生が増えていけば、地域の安心と安全が年々高まっていくことが期待される。
北海道・東北ブロック
宮城県
宮城県農業高等学校
金山澤 杏朱さん
文部科学大臣賞賞受賞東日本大震災で被災した塩害農地に、いつまでも「伸び続ける」という特性を持つ蕎麦を植え、「復興し続ける」という願いを込めた。その際、蕎麦の花が紅白に咲くように2品種植え、空から見ると星形とハート形になる蕎麦アートを制作した。蕎麦収穫後は、仮設住宅で打ち立ての蕎麦を振る舞った。また、ふるさと納税の返礼品として蕎麦打ちツアーを商品化し、納税金は名取市に寄付することとした。自分が学んだ仮設校舎の卒業後の撤去が決まっており、なんらかの足跡を残すために、蕎麦打ちを通したボランティア活動に打ち込んでいる。
北海道・東北ブロック
山形県
山形県立置賜農業高等学校
チーム Agriction
伝統野菜の紅大豆やおかめささぎ(ライ豆の一種)など、農産物を題材に食育活動を行い、「豆育と呼ばれる子ども対象の食育活動」「豆の栽培や料理の伝承活動」「地元の豆や豆商品を紹介する普及活動」によって地域活性化を目指している。活動開始前の事前学習で、「高校生が取り組めば、伝統野菜の危機も解消できる」と声をかけられたのを契機に、伝統を継承していくことが自分たち若者の使命だと気づいた。今回の学習活動や生活と密接にかかわる取り組みも、ボランティア活動となることを学び、学校と地域が連携できることを確信している。

コミュニティ賞

北海道・東北ブロック
北海道
第5回復興支援東北の物産販売高校生プロジェクト in 岩見沢
岩見沢市内のすべての高校が参加し、「第5回復興支援東北の物産販売高校生プロジェクト in 岩見沢」に取り組んでいる。物産販売の売上は、東日本大震災と熊本地震で被災した子どもたちの支援として全額寄付した。また、被災地から写真を提供してもらい写真展を開催。一口500円で活動支援金を集めた結果、2016年の売上は約50万円を計上することができた。
北海道・東北ブロック
北海道
FLEAD
2015年に「第2回ワイルドキャンプ」を主催し、子どもたちの社会的自立を目標に活動を開始した。2016年は新メンバーで「第2回ウィンターキャンプ」や「白樺樹液祭り」などの各種イベントに取り組んだ。活動を通して、「自分たちの手で何かを創り上げていく楽しさ」「繋いでいくことの難しさ」「世界が広がっていく」という3つのことを学んだ。
北海道・東北ブロック
北海道
北海道苫小牧南高等学校
ボランティア局
子どもたちと一緒に野菜づくりをして、過疎地域に人を呼び込む活動をはじめ、高齢者の自立支援施設でレクリエーションの手伝いや、小中学生の学習サポートなどを行った。このほか、保育園での読み聞かせ、障がい児野外キャンプのボランティア、「ボランティアスクール」小学生の部の補助など、幅広い活動に積極的に参加した結果、知名度もアップしている。
北海道・東北ブロック
北海道
北海道寿都高等学校
ボランティア部
保育園や特別養護老人ホーム訪問、エコキャップやプルタブ回収活動、小学生の学習サポート、交通安全街頭キャンペーンの手伝い、花いっぱい運動などを継続的に行っている。新たな活動として、道の駅との商品開発と販売をはじめ、歴史的文化財を調査保護する団体の手伝いで、観光マップ作成のための町歩きや古文書の整理などに取り組んだ。
北海道・東北ブロック
北海道
北海道池田高等学校
ボランティア部
町内の保育園訪問をはじめ、地域の高齢者と介護予防運動を行っているほか、町内や河川敷での清掃ボランティア、障がい者の方々とのスポーツ体験などに取り組んでいる。なかでも力を入れているのが、「放課後サロンエルム」活動。毎週金曜日、町内の放課後の小学生たちのために居場所をつくってあげ、公園遊びや室内遊びを提供している。
北海道・東北ブロック
青森県
青森県立青森中央高等学校
読み聞かせ隊
様々な施設からの要請に応じて、絵本を読み聞かせる活動は4年目を迎え、現役高校生10名の隊員に加え、県内の大学や短大で、保育や福祉を専攻するOBたちも携わっている。このほか、岩手県三陸地域の保育所などを訪れ、絵本の読み聞かせを通じて復興支援事業を実施し、青森県立青森聾学校を訪れた際は、手話を通して交流を深めた。
北海道・東北ブロック
青森県
青森県立名久井農業高等学校
TEAM FLORA PHOTONICS
草花による室内環境の改善に挑戦し、まずアミノレブリン酸という肥料を散布することで、室内での植物栽培に成功。そして、このアミノレブリン酸にサンパチェンスという草花を組み合わせると高い浄化効果を発揮することを突き止めた。そこでこのサンパチェンスを使って、地域施設の空気清浄ボランティアに取り組み、人工的な装置に頼るというこれまでの常識に一石を投じた。
北海道・東北ブロック
秋田県
秋田県立金足農業高等学校
生活科学科トントちゃんクラブ
「高校生が農業の力で秋田を元気に!」をスローガンに、農業体験を通して、秋田のいいところを発見する活動に取り組んだ。また、若者の県外流出対策として、農業や子育て環境の魅力をアピールした。親子で苗植えから収穫までを体験したり、お菓子作りをするなど、活動4年目の2015年は170人の参加が実現し、地域活性化に寄与した。
北海道・東北ブロック
秋田県
秋田県立仁賀保高等学校
Benkyo & Volunteer 同好会
地域との交流不足を感じたのをきっかけに、おもに「地域貢献活動」「被災地支援活動」「防災減災活動」の3つに取り組んで5年目を迎えた。被災地支援活動では、福島の子どもを招いたイベントに参加した。また、市の防災訓練では、子どもから高齢者まで幅広い年齢層を対象にした防災教室を開催するなど、地域コミュニティの輪を広げることを目指している。
北海道・東北ブロック
岩手県
岩手県立宮古工業高等学校 機械科
課題研究津波模型班
2005年から活動を開始し、津波模型の製作と実演による防災意識の啓蒙活動を行って12年目を迎えた。これまで12基の津波模型などを製作し、市役所や学校へ寄贈。学校関係の実演会は67回を数えている。東日本大震災前、15校で23回の実演会を行ったが、実施校の児童・生徒は全員無事だったため、この活動の当初の目的が達成されていると自負している。
北海道・東北ブロック
宮城県
石巻市立牡鹿中学校
生徒会が中心となり、全校生徒が学年を越え、自分が住んでいる地区ごとに4つのグループに分かれ、仮設住宅周辺の清掃、イベントでの「侍ソーラン」披露、熊本地震被災者への応援メッセージ旗の贈呈などに取り組んだ。また、活動を通して笑顔になった地域の方々の写真を撮り、毎年「スマイルカレンダー」を作成して配布し、好評を博している。
北海道・東北ブロック
宮城県
クラーク記念国際高等学校
福祉心理コース
2016年4月に施行された障がい者差別解消法を学んだことをきっかけに、既存のボランティア活動に参加するだけでなく、障がい者差別を考えるフォーラムを開催した。パネルディスカッションや体験ブースなどが、新聞やTVにも取上げられ大きな反響があった。障がい者への正しい理解から差別のない環境づくりを若者から発信する意義を実感している。
北海道・東北ブロック
宮城県
宮城県気仙沼西高等学校
社会福祉部
高齢者や障がい者、子ども連れなど、すべての人に気仙沼を楽しんでもらうため「気仙沼観光バリアフリーマップ」を作成した。地域の協力を得た取材では、バリアフリーの視点から町を見つめることで、様々な優しさを発見することができた。マップを観光案内所や市役所などに設置したところ、企業からの協力で再配布されることになり、次号の誌面充実を期している。
北海道・東北ブロック
山形県
山形県立村山産業高等学校
農業部バイオテクノロジー班
絶滅の危機にある植物「オキナグサ」の保護・増殖活動と、それを守る環境保全意識を啓発する取り組みを展開している。環境学習イベントを実施した際、絶滅危惧種保護のほか、地球温暖化によるオゾン層破壊などの認識も低いと知り、「地球環境を守ろう!」という抽象的な呼びかけは無意味だと判断した。そのため、以後は環境保全を広く訴求する活動へと切り替えた。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立会津農林高等学校
人と種をつなぐ会津伝統野菜専攻班
産学官連携で18種の会津伝統野菜を栽培し、次世代へ繋ぐ活動に挑戦している。収穫した伝統野菜のセットを地元スーパーやインターネットで販売し、2日間で完売するなど手応えを実感している。また、貴重な種子を保存するシードバンクの運営に乗り出すほか、子どもたちへの食育支援や、伝統農法の普及と世界農業遺産を目指す活動もスタートしている。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立いわき総合高等学校 家庭クラブフラチーム
Alohi mino’aka
「フラを通していわきを、福島を元気にしたい!」との思いから、高齢者福祉施設や地域住民との交流を図っている。健康体操やフラを一緒に踊る参加型のイベントを開催し、心の復興支援と新たな絆づくりを目指している。また、震災時の恩返しの気持ちから、県外イベントにも積極的に参加するなど、活動は年100回に及んでいる。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立平工業高等学校
生徒会
物資を回収し、様々な支援に役立てる活動をしている。アルミ缶回収による車いす寄贈では、これまで37台を老人ホームへ寄贈。ペットボトルキャップの回収ではワクチン1,000人分を達成し、インクカートリッジ回収では海外の教育支援を行った。このほか、マリ共和国へ衣類や靴を贈るなど、2016年4月から「青少年赤十字」にも加盟し活動の場を広げている。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立平養護学校高等部
ボランティア部
「障がいのある私たちにもできることがある」との思いから、献血の呼びかけや募金活動をはじめ、古本支援、支援学校スポーツ大会の手伝いなどに取り組んでいる。障がい者ならではの視点が社会貢献に役立つと考え、献血や募金の啓発活動を行っている。支援は「お互い様」であり、「積極的に支援する側」として、今後も活動を続けていくことを決意している。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立好間高等学校
Uilani O’lapa
震災復興と学校の活性化を目指し、4人の先輩がフラチームを結成した。福祉施設や仮設住宅の慰問のほか各種イベントに参加し、手づくり衣装で笑顔と元気を届ける活動を11名で行っている。施設や年齢層に応じて参加型の踊りや歌を取り入れるなど、人々の交流にも注力している。これまで多いときで1日5か所、合計103回の活動を行っている。
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