ボランティア・スピリット賞

Award Honorees受賞者紹介

Report of U.S. Award Ceremony2017年 全米表彰式レポート

2017年5月に米国・ワシントンD.C.で開催されたPRUDENTIAL SPIRIT OF COMMUNITY全米表彰式に、 第20回米国ボランティア親善大使に選出された小手川 由莉さん (受賞時:大分県立大分上野丘高等学校)と 永江 春輝さん(受賞時:相生学院高等学校明石校)が参加しました。

私が全米表彰式で強く感じたことは、ボランティアに取り組む人々のパッションとインパクトです。年齢や性別など全く関係なく、自分が大切だと思うこと、必要だと思うことを達成するために、周りをまきこみながらチャレンジする彼らの姿を見て、感動と衝撃で胸がいっぱいになりました。
そして、アメリカの受賞者たちと触れ合う中で、変化した価値観があります。それは、「ボランティアは自分のためにやっていい」ということです。“自分が何かで困っている。それならば自分が行動を起こそう”という思いを、アメリカの受賞者たちは強く持っているように感じました。私には、困っている自分のための行動が、ボランティアにつながるという考えがなかったのです。自分の“欲しい”から始まるボランティアが、どれほど多くの人々を救い、勇気と希望を与えるのかを身をもって感じることができました。
ボランティアをするすべての人々に「ありがとう」― 私はこの言葉の意味を心から感じ、自分自身も感化されました。SOC受賞者として、責任感をもってこの精神を受け継ぎ、伝え、自分自身が先頭に立って世界を変えていけるよう、これからもボランティア・スピリットを大切にしていこうと思います。小手川 由莉さん(受賞時:大分県立大分上野丘高等学校)

◆受賞対象となったボランティア活動

高校1年生の時に肺がんで亡くなった父親の闘病生活を通じて、笑顔の大切さを学び、多くの人を楽しませることを決意した。そして、毎週欠かさずに病院や老人ホームを訪問して、得意なピアノ演奏や歌を披露したり、一緒に将棋を指したりして、患者さんや高齢者の方々に多くの“非日常“を提供することに努めている。

初めてアメリカの表彰式に参加させていただき、様々な面で日本の受賞者との違いを感じました。例えば、アメリカには数千万円規模の寄付を集める若者や、社会に目を向けて、常識では考えられないような画期的な活動をしている子も多くいました。また、ボランティアに対する意識の高さや、自らが社会にどのように関われば課題解決ができるのか、ということを一人で考え、次第にまわりの人々を巻き込みながら実現に向けて取り組む姿は、私にとって刺激になりました。同時に、相手の活動を知り、理解を深め、自らの中に吸収しようとする姿勢も印象的でした。
英語は完璧に話せなくても大丈夫、何とかなります。一生懸命伝えれば相手も寄り添ってくれます。そこには、他者を思いやる心が常にあることを改めて感じました。この気持ちを大切に、学べるチャンスをフルに活用していきたいと思います。
今回は、「ベンチくん」の点字本贈呈という特別プログラムを実現することができ、絵本「ベンチくん」の存在を多くの人々に知ってもらえる意義深い機会となりました。「ベンチくん」の絵本が、家族間のコミュニケーションを深める一つのツールとして親しまれていくことを願っています。永江 春輝さん(受賞時:相生学院高等学校明石校)

◆受賞対象となったボランティア活動

保育園や幼稚園、学校、図書館などで、創作絵本「ベンチくん、どうしたの?」の読み聞かせを行い、家族間のコミュニケーションを取り戻し、家族愛の大切さを訴える活動に取り組んでいる。このほか、江戸時代からの伝統芸能である皿回しや書道パフォーマンスを披露するなどして、地域社会に貢献している。

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