ボランティア・スピリット賞

Award Honorees受賞者紹介

Honorees List第18回 北海道・東北 ブロック賞・コミュニティ賞

ブロック賞

北海道・東北ブロック
北海道
函館水産高等学校「ひまわりプロジェクト」チーム
東日本大震災のことを風化させないために、被災地である宮城県石巻の小学校で育てられたひまわりの種を譲り受けて育て、全国に広める「ひまわりプロジェクト」に取り組んでいる。ボランティア研修会に参加した際、他の高校の同プロジェクトが紹介されたのを見て、自分たちの学校でも取り組みたいと考えて、2014 年 5 月から有志で活動を始めた。途中、様々な苦労があったが、広報にも力を入れた結果、今では、地域にも活動の広がりが見えている。
北海道・東北ブロック
北海道
FLEAD
文部科学大臣賞受賞 「子どもたちが様々な活動を通じて色々な経験ができる機会をつくりたい。自分たちの住む地域を中高生の力で元気づけていきたい」という思いで、2013 年に団体『FLEAD』を立ち上げた。会議室の予約からメール対応、銀行・学校訪問まで、すべて中高生のみで行っている。念願の主催事業「ワイルドキャンプ」では、常に中高生の目線で、一つひとつの企画を参加者に楽しんでもらえるように工夫を重ね、子どもたちの自主性を大切にすることを心がけた。今後も自分たちの住む地域から活動を広め、社会に貢献していきたいと考えている。
北海道・東北ブロック
北海道
北海道釧路東高等学校
生徒会執行部
東日本大震災発生直後の義援金ボランティアをはじめ、被災地での瓦礫の撤去や遺骨遺品収集など、震災復興ボランティアに力を入れている。時が経つにつれて被災地の話題が少なくなっていく状況を見て、被災地のことを風化させてはならないと考え、現地で行う活動だけでなく、被災地の現状を伝える活動を続けた。「震災ボランティア研修」を企画実行したり、学校祭では被災地で作られた焼売や震災復興グッズを販売して、支援の輪を広げた。また、日頃から地域とのつながりを大切にし、防災キャンプやマラソン大会など、地域に根ざしたボランティアを数多く行ってきた。
北海道・東北ブロック
青森県
TEAM FLORA PHOTONICS
絶滅危惧種であるサクラソウの自生地を守るため、2 年間にわたって環境調査ボランティアを行い、絶滅の可能性の高さを解明、広く県民に伝えて反響を呼んだ。そして農業高校での学びを応用し、自生地内の株で人工授粉を行うことを考案、多くの専門家や関係者と連携して実現させた。この活動は、国立公園における新しい保全対策として注目され、2013 年には、アジア国立公園会議に唯一の高校生として参加して活動を世界に発信した。この他、地元の中学生対象の環境教室を行い、自然環境に対する興味を高めている。
北海道・東北ブロック
秋田県
潟上市立天王南中学校
鈴木 綸さん
店の入口に近い駐車場の端のスペースにピンク色のペンキを塗り、「ももいろのハートゾーン」を作成、障がい者の方や高齢者などに利用していただいている。駐車場で不自由な思いをしているという車いす生活を送る人の話を聞いて、3校の中学生有志の仲間で活動を始めた。他にも、ポイ捨てされた道路のチューインガムを除去する「チューインガムクリーン活動」や、通学路や地域の店舗の駐車場内のごみ拾いや草取り等のクリーンアップ活動を行っている。
北海道・東北ブロック
秋田県
秋田県立仁賀保高等学校
斉藤 亜希さん
013年7月に生徒自主防災組織「Be助人」を創設。代表を務め、仲間とともに地域の防災減災につながるボランティア活動に取り組んでいる。被災地を見たり被災者に話を聞いたりする活動、そこで得た教訓を生かした避難訓練や避難所運営訓練の実施、防災教室や防災キャンプでの指導、自分たちの勉強会と、主に4つの活動に取り組んでいる。「Be 助人」の活動により、地域で防災減災の活動に取り組む人々が元気になり、大人と子どもが防災について学び合う風潮が広がってきていることを実感している。
北海道・東北ブロック
岩手県
江刈中学校生徒会
東日本大震災を機に、被災地や地域との交流を図る「心を伝えるプロジェクト」をスタートさせた。学校農園で育てた野菜を自分たちの手で被災地に届ける活動、被災した学校を招待して交流会を開催、国道 340 号の大清掃「クリーンアップ大作戦」、文化祭等での郷土芸能の発表と、4 つの活動に取り組んでいる。震災直後に地域の力を借りて始めた「復興農園」の取組みにより、人や地域にかかわることを大切にした「心の復興」を目指すことができることに気付き、今では、悲しみを「希望」に変えていくことが自分たちの使命だと考えている。
北海道・東北ブロック
岩手県
岩手県立宮古工業高等学校
機械科 津波模型班
SPIRIT OF COMMUNITY奨励賞 小学校での出前授業を中心に、津波模型を使用した擬似津波実演会を行い、「津波災害の啓発活動」に取り組んでいる。10 年間の活動で 10 基の模型を製作、実演回数は 100 回を超えている。東日本大震災の際は、実演会実施校を含め、宮古市・山田町の各校では学校管理のもと、被害は皆無であり、啓発活動が結果を出せたのではないかと考えている。南海トラフ地震による津波被害が想定される地域にも出向いて津波体験談を語るとともに、実演会を行って啓発に努めている。
北海道・東北ブロック
宮城県
高橋 亜利沙さん
東日本大震災で自宅が全壊、つらい生活を送った経験をもとに、亡くなった人たちの分まで自分にできることを最大限にしていこうと決意し、さまざまなボランティア活動に取り組んでいる。石巻市役所で開いた高校生カフェでは最年少でリーダーを務め、地元の水産企業にも協力を仰いで、石巻の特産物である魚を使ったカレーを提供し、食を通じて交流を広げた。また、地元を離れて新しい世界を見たいと考え、米国に短期留学して復興学を学び、帰国後には東京でプレゼンを行った。
北海道・東北ブロック
宮城県
宮城県農業高等学校生活科食育プロジェクトチーム
仙台の伝統野菜である「仙台白菜」や「仙台大豆」を定植し、耕作放棄地の再生と伝統野菜に流通拡大を図ったり、絶命危惧種「ハマボウフウ」の植え付け活動を行ったり、震災の被災地である閖上海岸の朝市の復活に協力したりしている。学校も津波によって全壊したため、間借りしている仮設校舎という状況下で、土・日曜の活動を展開した。農業高校生として、野菜を作ることで地域の農業の復興に役立ちたいと考えたことが活動のきっかけとなっている。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立好間高等学校
フラダンス同好会 ウイラニオーラパ
原発事故により人々が避難している楢葉町や富岡町の仮設住宅をはじめ、高齢者施設や地元の小学校などを訪問し、踊りと対話による交流活動をこの1年で67回行っている。大切な故郷いわきを取り戻すため、さらには避難している人たちに勇気と希望を持ってもらうために、フラダンスを通じた支援活動を目的としてグループを結成、活動を続けてきた。世界大会で本物の踊りを見たことで、「見せるフラ」から「思いを伝えるフラ」へと転換、相手の立場に立って考えることで、様々な思いを持った人たちに踊りでメッセージを伝えている。

コミュニティ賞

北海道・東北ブロック
北海道
札幌日本大学中学・高等学校
中高一貫ボランティア部
学校祭時に、マラリアの蔓延を防ぐ蚊帳をアフリカに送るための募金「NOTHING BUT NETS キャンペーン」を行った。また、必要としている人に対して、盲導犬の数が足りていないということを知り、盲導犬のための「ミーナ募金」などにも取り組んでいる。生徒会や他の部活の協力も得て、ますます活動の質も上がっている。
北海道・東北ブロック
北海道
復興支援 東北の物産販売高校生プロジェクト
岩見沢農業高校ボランティア・ユネスコ部の生徒が中心となり、岩見沢市内の高校に呼びかけて生まれたプロジェクト。東北の物産を買い、市内で販売して売り上げを東日本大震災の被災地に寄付するという活動に、高校生約 90 人が参加した。趣旨に賛同したビルの管理者がスペースを提供、そこで行われた販売会では、予定商品を完売することができた。
北海道・東北ブロック
北海道
北海道千歳高等学校
佐々木 愛佳さん
小学 5 年の時にある行事に参加して出会ったシニアリーダーに憧れ、自分もこんなシニアになりたいという思いから、活動を始めた。キャンプ大会、自然教室など、多くの活動にシニアリーダーとして取り組んでいる。年々シニアリーダーを取り入れた祭りをする町内会が増えた結果、子どもたちの参加も増え、保護者から感謝の声を聞くことができた。
北海道・東北ブロック
青森県
黒石市立黒石中学校ボランティア委員会
世界の子どもたちにワクチンを送るためのエコキャップ運動、学区の小学校の新入生に手作りの防犯笛を届ける「たすけっこ運動」などに、長年取り組んでいる。東日本大震災の支援活動では、3 年前から宮古市の仮設住宅でのサロン活動を続けてきた。震災を風化させないために、文化祭では、復興へ向けてのバザーや宮古市物産展を行っている。
北海道・東北ブロック
岩手県
岩手県立大船渡東高等学校
造園班
東日本大震災で被災した気仙を元気にしたいという思いから、大船渡市と陸前高田市の市の花である「椿」を使った活動に取り組んでいる。花から色素を抽出してジャムやグミを作成、剪定した枝はチップにして海産物の燻製づくりに役立てた。被災した漁家の支援も考え、今後は、椿と海産物を融合させた気仙の新しいお土産を開発したいと考えている。
北海道・東北ブロック
岩手県
岩手県立遠野緑峰高等学校
草花研究班
日本一のホップ生産量を誇る産地でありながら、減少しているホップ農家を活性化させようと考えた。2009 年度からホップの蔓の有効利用に取り組んでいた先輩の技術と課題を引き継ぎ、ホップの繊維で和紙を作ることに成功、5年越しの研究が実を結んだ。製法の確立と工程の工夫を重ね、短時間で風合いのある和紙を作ることができた。
北海道・東北ブロック
岩手県
岩手県立前沢高等学校生徒会復興支援局
東日本大震災の復興支援のために発足、学校では活動への呼びかけや、継続と活性化に向けての提言、活動報告などを行ってきた。被災地の支援学校の生徒を招いた交流会、仮設住宅訪問などを実施している。統率がとりやすいように部活動単位で参加するなど工夫した結果、生徒のほぼ全員がなんらかの形でボランティア活動に参加している。
北海道・東北ブロック
岩手県
大船渡東 農業クラブ
東日本大震災以降、身の周りにある「植物の力」で地域を明るくできないだろうかと考え、イベントで、自分たちが育てた草花などを利用した工作のワークショップを開いたほか、「葉っぱの魚釣りコーナー」で子どもたちに植物に関心を持ってもらえるように工夫した。ドライフラワーを販売し、広島の豪雨災害の被災者も支援したいと考えている。
北海道・東北ブロック
宮城県
石巻市立門脇中学校
生徒会
東日本大震災の翌年から、「花いっぱい運動」に取り組んでいる。津波により色を失った町に、花を咲かせて人々を元気づけようという思いから、「つながる花壇」と名付けた花壇を整備し、ひとりひとりの希望や願い、復興への思いをこめたプレートを埋め込んだ。活動によって、少しずつ町に元気が戻ってくる様子を身をもって感じることができた。
北海道・東北ブロック
宮城県
仙台市立南吉成中学校生徒会
津波の被害を受けたために稲作から綿花栽培に切り替えた農家で、農作業ボランティアを行っている。夏の除草作業、秋の綿花収穫を手伝うほか、被災地域の収穫祭では仮設住宅に住む 200 人を前に、合唱を披露するなどして交流を行った。また、中学生が主導して住民参加型の地域防災訓練を実施、参加者数はスタッフを含めて計 550 人規模となった。
北海道・東北ブロック
宮城県
クラーク記念国際高等学校仙台キャンパス 福祉・心理コース
多くのボランティア活動の中でも、震災復興と農地再生に力を入れ、クラーク高校の仙台キャンパスと横浜青葉キャンパスの共同ボランティアを提案。仙台キャンパスで育てた作物を横浜青葉キャンパスでお菓子にしてもらい、売上金を被災地に届けた。自分たちも、被災地の現状や、農地として使った七ヶ浜の歴史や名産品を知るきっかけとなった。
北海道・東北ブロック
宮城県
気仙沼西高等学校
社会福祉部
福祉施設での交流、学童ボランティア、プルタブの回収など、多くの活動に長年にわたって取り組んでいる。2018年をもって学校が統合されることが決まったが、各施設で残念がる声を聞くことができ、これまで活動できたのは地域や各施設の支えのおかげだと、感謝の気持ちでいっぱいになった。現在も、気仙沼の観光マップの作成に挑戦している。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立平工業高等学校
生徒会
「すべては喜んでくれる人たちの笑顔のために」を活動理念として、2002 年から社会貢献活動や国際貢献事業などを手がけ、毎年後輩に引き継いでいる。アルミ缶を換金して車イスを高齢者施設に寄贈する活動、ペットボトルキャップ回収による開発途上国支援運動などのほか、自分たちの力量を高めるために、学校外の活動にも積極的に参加している。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立遠野高等学校生徒会
東日本大震災の影響で以前の会場が使えなくなり、本校で行われるようになった「いわき遠野歳時記 満月祭」をボランティアとして支えている。遠野に古くから伝わる手漉き和紙の需要を高めようと、工芸品として加工し、満月祭で販売した。灯籠3000個を校庭に並べ、和紙で覆うことにより、満月祭は満月と優しい灯籠の灯りの中で行われている。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立長沼高等学校
長高ねぶた
地元の「長沼まつり」に、24 年前から「長高ねぶた」を製作して参加を続けている。他の団体が平面に絵を描くものが多いのに対し、本格的な立体もののねぶたを毎年新たに製作。今では「長沼まつり」になくてはならない存在として、地域の一体化に貢献している。長高の影響で、長沼中、長沼小も祭りに参加するようになった。
北海道・東北ブロック
福島県
福島県立勿来工業高等学校
フラ愛好会 Mauloa Laulea
「高齢者施設に元気を、仮設住宅には笑顔を、子どもたちには夢を!」をモットーに、1年で60回、通算で130回の慰問活動を行っている。フラやタヒチアンダンスを見てもらうとともに、一緒に体を動かして楽しんでもらっている。「フラガールズ甲子園」の出場にあたっては、地域からたくさんの応援を受け、優秀賞を獲得することができた。
北海道・東北ブロック
福島県
Baby Tiara
東日本大震災により、自分と同年代の人たちが大切な家族を亡くしていることを知り、ダンスユニットを作って震災孤児への募金活動を始めた。自分たちも元気になり、見ている人も元気になる活動として、地道に続けていたが、徐々に地域に浸透していき、いつのまにか地域の有名人になってしまったことに、自分たち自身が一番驚いている。
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