ボランティア・スピリット賞

Award Honorees受賞者紹介

Honorees List第15回 中国・四国 ブロック賞・コミュニティ賞

ブロック賞

中国・四国ブロック
岡山県
山陽女子中学校・高等学校
地歴部
海底ゴミの回収と啓発を実施。回収活動では漁船の底引き網でゴミを引き上げ、船上で分別。海底ゴミは7割が陸上を起源とする生活ゴミであるため、河川からの流入を想定して河口部沖合を旋回し、堆積場所で行う。ゴミの展示や「海ゴミかるた」の活用等を通じて啓発活動を展開し、ゴミ堆積の原因がふだんの生活にあることを理解させ、地域との因果関係を強調するよう努めている。8月には「世界閉鎖性海域環境保全会議」の「青少年環境教育セッション」で1位を受賞した。
中国・四国ブロック
岡山県
和気閑谷高校
閑谷ボランティアガイド
旧閑谷学校を案内するガイドをボランティアで行っている。幅広い年齢層の訪問者を迎えるため、相手に合ったガイドを心がけ、子どもにはクイズ形式のプリントを用意するなど工夫している。説明会を開いてガイドを増員する、ガイド時に使用するノートや資料をまとめる、活動を記したボード等を掲示するなどの新たな取り組みにより、団体としての結束力が高まった。母校のルーツである閑谷学校の歴史を学んで訪問者に伝えることを通じ、母校の魅力に気づき、誇りを覚えた。
中国・四国ブロック
愛媛県
越智 祐吾さん
高齢者施設の外出介護、児童館ボランティア、清掃活動、行事手伝い、募金、地元波方町の伝統芸能「来島水軍狼火太鼓」の継承など、非常に数多くの活動に携わり、それらを通じてさまざまな年齢の人々との関わり方を学んでいる。「市民活動リポーター」の取り組みでは、取材内容を人に伝えることのできる文章やデザインを学ぶため、記者やデザイナー向けの講座に参加するなど工夫した。一緒に活動する相手は小中学生が多いことから、彼らの手本となるよう努めている。

コミュニティ賞

中国・四国ブロック
島根県
出雲西高等学校
インターアクトクラブ
フィリピンのゴミ山で働く子どもを救うボランティアを10年間続けている。今春は島根県内の7校のインターアクトクラブをまとめてフィリピンでのボランティア研修を実施し、周囲の協力の下に集めた大量の文房具を現地に持って行くことができた。有用菌による水の浄化活動では、従来のプールの水を浄化する試みを進化させ、地域の川で展開した。
中国・四国ブロック
岡山県
岡山学芸館高校 Sクラブと有志
小学生による途上国支援を支えるため、小学校で出前授業を実施。授業を聞いて「カンボジアを支援したい」と思った児童らが五十音表等を作成、それらで日本語を学んだカンボジア人留学生が出前授業に参加する、といったつながりが生まれた。地域の祭りでは、大震災義援金を募るにあたって手作りのお礼を渡そうと、小中学生と準備を進めている。
中国・四国ブロック
岡山県
岡山県立久世高等学校
食品科学科 キヨミドリ
食品科学科での学びを活かし、地元作物である青大豆「きよみどり」を利用した特産品開発や商品普及活動を行う。商品化ではラーメンとスイーツを開発。積極的に試食会や製品発表会を行うことで、地域の人々が活動を認知してくれ、成果を出せないときでも諦めずに活動していると必ず協力者が現れた。地域の人との交流により成長することができた。
中国・四国ブロック
岡山県
岡山県立矢掛高等学校
川レンジャー
河川の保全や生物の保護増殖、啓発活動等を行う「川レンジャー」活動を行う。ホタルは自然環境と人間活動のバランスが取れた場所に生息することから、ホタルの研究を実施。採卵から羽化までをすべて装置内で行う実験に成功し、ホタルの生態を再認識できた。この活動を通じ、少しずつでも人々の意識を変え、誇りに思える町づくりに貢献したい。
中国・四国ブロック
岡山県
玉野高校 理系選択チーム
親子向け科学体験講座を定期的に開催し、運営と指導を行う。講座のテーマを地域の特徴と関連づけて海・船・空・飛行機とし、科学のおもしろさを体験させると同時に地域の活性化を目指す。学校や公民館では2時間枠で、海洋博物館では10分程度で体験できるよう工夫し好評を博すが、内容や手順が難しいとの声もあり、さらなる工夫を検討している。
中国・四国ブロック
広島県
盈進中学高等学校
ヒューマンライツ部
鞆の浦景観訴訟の学習をきっかけに賛成・反対・中立の各意見の調査研究を行う。少子高齢化や伝統行事の継承困難等の問題意識が、どの立場の住民にも共通する思いであることを知った。そこで自分たち若者が鞆の浦を好きになることが大切と考え、現地の清掃活動を行う。現在は「中高生が行きたい!観たい!食べたい!鞆町歩きマップ」を作成中。
中国・四国ブロック
広島県
沖中 大樹さん
学校でボランティアクラブの部長を務める傍ら、個人でも東日本大震災被災地で瓦礫撤去等に参加。自分のことは自分でできることが前提でボランティアが成り立つことを学び、被災地は同じ日本の地続きの場所であること、ボランティアは肉体労働に限らず、被災者の心の支えとして側にいることも大事なことと思い知った。この体験を日常生活で風化させないため、学園祭での展示や募金を提案している。
中国・四国ブロック
広島県
広島県立宮島工業高等学校
建築科
地域の「あじさいまつり」でシンボルとなるオブジェの制作活動を9年間続けている。今年は東日本大震災の「復興支援」と「私たちにできること」を意識し、資源として再利用できる「竹」で作成。竹は竹炭にし、後日地域の方々に配布したり学園祭で販売したりする。日頃学んでいる専門技術や自分たちの特徴を生かした取り組みで地域に還元したい。
中国・四国ブロック
山口県
神田 梨那さん
清掃活動をはじめとして、学校の内外で多くの活動に携わる。今年は校外活動への参加を心がけ、みずからボランティアを募集しているところを見つけて積極的に取り組んでいる。ボランティア仲間との出会いはほぼその一回かぎりだが、その出会いが好きであり、限られた時間の中で笑顔、感動、信頼に触れることこそがボランティアの特徴と感じた。
中国・四国ブロック
徳島県
津田中学校 防災講座
防災出前授業や防災意識調査、非常食作り等に取り組む。東日本大震災義援金活動では生徒会や防災講座OBも参加し延べ200人で実施。町内避難マップの設置を提案したところ受け入れられ、2月には実現が予定されている。大震災後の意識調査では10~30代の防災会活動や防災講演会への参加が0%であることがわかり、若者への啓発が必要と感じた。
中国・四国ブロック
徳島県
鳴門市第一中学校
ボランティア部
始業前や放課後の時間で校内美化等の活動を毎日継続しているほか、土曜日には高齢者施設訪問も行い、施設内では自分たちに出来そうなことを自主的に行っている。県道を清掃する「ロードアドプト」は全校生徒での取り組みだが、ボランティア部員で事前清掃を行い、草やゴミの状態を把握し、それに応じて作業人数を振り分けるなど工夫している。
中国・四国ブロック
徳島県
徳島県立貞光工業高等学校
電気工作部
学びを活かして地球温暖化防止啓発活動に取り組む。CO2発生量削減のための節電啓発では、小中学校での出前授業を実施。小学校では高輝度LEDを使ったペットボトルライトを製作し、地場産業であるLEDの節電効果の啓発に力を入れる。「光の八十八箇所認定プロジェクト」では全長800メートル約60本の桜を13万個のLEDで飾りつけ、地域に貢献した。
中国・四国ブロック
香川県
岩黒中学校 生徒会
15年以上も続いている高齢者宅訪問活動「まごころ訪問」を実施。島内の清掃活動に参加して下さる高齢者へのお礼の気持ちも込めて行っている。昨年の反省を活かし「明るく大きな声で話す」「ゆっくりとうなずきながら聞く」ことを心がけた。小学2年生から中学3年生までの生徒が参加するため、低学年の生徒にも無理なく取り組める活動を工夫した。
中国・四国ブロック
香川県
香川県直島町立直島中学校
「直島一周ゴミ拾いツアー」と「チャリティー販売プロジェクト」に力を入れている。ゴミ拾いツアーでは2日かけて海岸等のゴミを拾う。チャリティー販売は山火事で失った緑を取り戻そうと始めたもので、売上を植樹に役立ててもらっている。活動を通じて地域の方々と交流し仲間と協力することにより人の温かみを感じ、町を誇りに思うようになった。
中国・四国ブロック
愛媛県
伊予農希少植物群
保全プロジェクトチーム
生態系に配慮した公共工事の環境政策を支援する、希少野生生物保全活動に参加。埋立て予定の湿地の一部を希少生物の生息地として残す活動が実り、保全ゾーンを確保、今年は生物の一部をゾーンに移植できた。活動の地元への引き継ぎを視野に入れ、地元小学校での環境学習に積極的に参加し、保全ゾーン完成後は希少生物の移植等を小学生と行った。
中国・四国ブロック
愛媛県
愛媛県立伊予高等学校
男子ハンドボール部
県大会に向けて部活動に励む中、東日本大震災が発生。県大会を突破しインターハイ出場が決まったため、開催地の岩手県で試合後にボランティアを行うことを決意した。瓦礫や固まった塩等の分別や撤去に参加し、瓦礫の中からふだんの生活を思わせる物が出てくるたびに胸が痛んだ。この記憶を記録に残すために作文を書き、今後の活動を話し合った。
中国・四国ブロック
愛媛県
愛媛県立新居浜工業高等学校
VYS部
工業高校の特色を活かし、使わなくなった車いすを修理・再生して他の国や地域に届ける「空飛ぶ車いす活動」を中心に取り組む。特に今年は震災被害が大きかった東北にも約50台の車いすを送ることができた。車いすの回収はこれまで業者に依頼してきたが、自分たちで行うことにより実際の利用者と交流でき、いっそうの責任をもって修理に取り組めた。
中国・四国ブロック
愛媛県
尾田 一輝さん
児童館のボランティアスタッフとして、子どもたちの面倒をみたり、一緒に遊んだり、祭りやキャンプ等のイベントに主体となって取り組んだりしたりしている。高校では生徒会長を務め、学校をよりよくしようと努めている。いずれの活動も、人の見えないところでコツコツと仕事をこなしていくものであり、やりがいが感じられる点が共通している。
中国・四国ブロック
高知県
高知市立横浜中学校 生徒会
清掃や美化、イベント企画等に年間を通じて取り組む。全校的な取り組みとすること、地域とつながること、活動を多くの人に知ってもらうことが大切と考え、活動時には早めに全校生徒に呼びかけたり、ボランティア手帳を発行するなど工夫している。多くの仲間が参加し、生徒同士の仲間意識が高まるとともに、ボランティアの輪も広がっている。
中国・四国ブロック
高知県
春野高校
23年前から続く地域の「あじさいまつり(あじさいウォーク)」がマンネリ化し参加者が減少、同時に地域から活気が失われつつあるのを寂しく感じた。この祭りを通して地域を元気にしたいと思い、実行委員の企画に参加。花と町にまつわるクイズをコース内に設置するクイズラリーを提案し、参加賞の制作も含めて後輩2人と協力して取り組んだ。
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