ボランティア・スピリット賞

Award Honorees受賞者紹介

Report of U.S. Award Ceremony2012年 全米表彰式レポート

2012年5月5日から5月7日まで米国ワシントンD.C.で開催されたSPIRIT OF COMMUNITY全米表彰式に、第15回米国ボランティア親善大使に選出された島 大介さん(受賞時:啓明学院高等学校3年生)と川原 万里奈さん(受賞時:愛知県・聖霊高等学校2年生)が参加しました。

SOCは中高生にたくさんのチャンスと希望を与えてくれる

この一週間は本当に充実した一週間でした。日本を出発する前は、他国の受賞者達とコミュニケーションを取れるか不安がありましたが、SOCで出会った仲間達はみんなとても親切で、私が話す言葉にもしっかりと耳を傾けてくれ、理解してくれました。
 たった数日前に出会ったばかりで、言葉も文化も育った環境も全く違った、そんな人たちとも、自ら積極的に関われば、心は通じあえるということを学びました。
 また、他国の受賞者達のボランティア活動は、本当に工夫を凝らした様々なもので、私は彼らから多くの刺激を受けました。その中でも特に1人の少女の活動が心に残っています。彼女はアフリカの貧しい地域の女性達から布製の作品を買い取り、それをアメリカで売り、アフリカに学校を2校建てたというのです。しかもたった1人で。本当に驚きました。そしてアメリカの人々の固定概念に囚われないすばらしい発想力と、彼らにはそれを深く理解してくれる環境があるのだと知り、とても羨ましく感じました。
 日本だけでなく、世界に目を向けなければ、このグローバル化していく現代に生き残ることはできないことを、身をもって感じたような気がしました。

 このSOCは、日頃、日の当たることの少ないボランティア活動に携わる中高生に、たくさんのチャンスと希望を与えてくれます。これほど素晴しい賞は他にないと私は感じました。
 これからもこのSOCに何らかの形で関わり、ボランティアに力を注ぐ全国の中高生、世界の中高生を応援したい。すべてのプログラムを終えた今、心からそう思います。
 私もボランティア・スピリットを常に持ち続けてこれからの人生を歩もうと思います。
 本当にありがとうございました。

島 大介さん(受賞時:啓明学院高等学校3年生)

◆受賞対象となったボランティア活動

東日本大震災発生直後に「東日本支援プロジェクト」という年間プロジェクトを立ち上げた。毎月の募金活動を中心とした活動を行い、生徒はもちろん、先生方や同窓会、保護者の方から協力を募った。その結果、大勢の方の協力を得て、およそ800万円もの義援金を集めることができた。また、被災地の宮城県山元町で現地ボランティアにも参加。被災者の皆さんから色々なお話を聞き、復興に対するまっすぐな想いに触れて、かけがえのない貴重な体験をすることができた。

誰でも世界を大きく広げられる

米国ボランティア親善大使としてワシントンに渡り、アメリカの受賞者から「ボランティアをはじめたきっかけ」を聞く機会がありました。彼らは、フットボール場をきれいにするための空き缶拾いなど、身近なことからはじめている人が大半でした。
 わたしは、以前、「ボランティア」の語源を調べたことがあります。そこには、「自発的に」という意味がありました。今、ようやくこの「ボランティア」という言葉の本当の意味がわかった気がします。
 ボランティアは限られた人がするものではなく、毎日の生活に興味を持つ人なら誰にでもでき、その第一歩は、とても身近にあるということだと知りました。
 そのことを通して、私自身、新たに大きな目標ができました。それは、身近なことから社会を動かす行動力と発想。この2つを兼ね備える大きな力を持つ人間になりたいと思います。そして、その目標に近づくためにも、自分の行なったことや見たことを発信していきたいと思います。
 人間は他の動物に比べたら、ものすごいパワーがあるわけではなく、足が速いわけでも、飛べるわけでもありません。しかし他の動物にはなく、私たちが持っていることもあります。それは協力することであり、他者を支えることができるということです。
 全米表彰式に参加し、たくさんの人とつながりができました。これからは、出会った人々と協力することにより、大きな力が生れると信じています。また、小さな一歩を惜しまない努力をこれからも行ないたいと思います。ありがとうございました。川原 万里奈さん(受賞時:愛知県・聖霊高等学校2年生)

◆受賞対象となったボランティア活動

東日本大震災発生後、被災地支援の様々な活動に取り組んできた。各学校が支援活動を報告し合いながら共に東日本を応援していく会の存在を知り、参加。校内では生徒会で話し合い、「心の支援」「経済的・物質的支援」「私たち自身が忘れないこと」という三本柱の元で活動することを決めた。現地でのボランティアにも参加。子ども達と触れ合うイベントを企画し、綿密な計画とミーティングを重ねて、夏休みに気仙沼を訪れた。

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